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そこに僕はいた (新潮文庫)

そこに僕はいた (新潮文庫)

そこに僕はいた (新潮文庫)

作家
辻仁成
出版社
新潮社
発売日
1995-05-30
ISBN
9784101361215
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そこに僕はいた (新潮文庫) / 感想・レビュー

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Mijas

僕には僕の時間が流れているように、世の中という川にもまた様々な流れがある。僕はあのとき確かにあそこにいた。そしてあの時の友達は僕の中にいる。そんな友達愛溢れるエッセイ。自分の少年時代を回想し、ノスタルジックな文体だが、時折ユニークで笑ってしまう。「ああ、硬派が懐かしい。学生時代は硬派に憧れ硬派に生きていたのである。」と辻さんは書いている。かと思えば、孤立していた辻少年を救った「あなたの友達より」と書かれた一通の手紙に泣けたり。私も懐かしい友達や学校を思い出した。チョークを投げる先生いたなぁと共感もする。

2017/05/18

団塊シニア

筆者の小学校から高校生までの出来事を語る18編のエッセイ、どれもが読みやすく登場人物が鮮明に描かれており魅力ある作品です。

2013/02/04

へいっち(ت)♪

子供と部屋の片付け中、教科書に載っているのを見つけて思わず読み出してしまった。少年時代の友人とのエピソード・・・心が和みますね。

2015/03/18

もとむ

辻仁成のエッセイは昔から好きで、久々に書店で目に入り読んでみました📕彼の少年時代(高校生まで)を書いたもので、赤裸々な友人達との交流が満載です(現代ならアウトっぽい内容も😅)。それにしても男の子ってヤツは、何故こうも愚か者ばかりなのか!と恥ずかしくなるくらい、今も昔も同じですね💦でもそれだけに、何故あの時謝れなかったのか、何故あの時あんなこと言っちゃったのか…もう戻れないせつなさに、自分事まで思い出し、ホロリとさせられます。それにしても辻仁成、人気者だったんだなあ。いじめられっ子だった僕は羨ましいぞ😅

2024/09/14

さきん

自分も転勤族で、しょっちゅう引っ越ししていたので、転校生としての振る舞いに関して共感する所が多かった。世話好きなクラスメイトが最初の数ヶ月間だけお世話になって疎遠になっていくのは、転校生あるあるだ。ゴワスくんの下りやクニヤン、シャーマンとの絡みがおもしろかった。

2018/12/02

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