グラスウールの城 (新潮文庫 つ 17-2)
グラスウールの城 (新潮文庫 つ 17-2) / 感想・レビュー
背番号10@せばてん。
1997年5月19日読了。あらすじは忘却の彼方。(2018年11月19日入力)
1997/05/19
ちばと~る
これにて『パッサジオ』『アンチノイズ』と音の三部作読了〜他の2作の原点的作品なもかな。ミュージシャン作家ならでわの視点での音の捉え方だけど、一般読者には難しいよね〜この音楽不況の昨今ですが、継太と同じように職を解かれるディレクターも多いのかも…他の2作に比べてあんまりパッとせず、残念な読後感だな〜同収録の『ゴーストライター』もイマイチw凝った言葉選びの出だしは素晴らしいけどねw
2013/03/23
がるっち
二つの短編。表題作は特殊な仕事に飲まれちゃった人、もう一つは自分に自信を持つことを知らず、自分がない無気力な男の話。どっちもなんだかなぁ、と思った。
2014/01/20
CCC
音楽ディレクターとゴーストライターの話の二本立て。α波や周波数についての主張からを読んでいるときには「あれ? これ疑似科学じゃなかったっけ?」みたいなことが頭に浮かんですごく引っかかったが、それに目を瞑ればそこそこ面白かったと思う。話の深浅は置いといて、題材の選び方がいい。
2012/08/30
hana.
心に、脳に、本当の意味で響く音を求めて。「神様」という言葉はあまり好きではないが、鹿島の言う「音の神」はなんとなくわかる気がする。最近(?)よくあるヒーリングミュージック的なものはあまり好きではないのだけれど、音の神が不在なためかもしれないね。鹿島の録った音を聴いてみたい。今、デジタルの音がどの程度進化しているのかさっぱりわからないけれど、CDすら飛ばして携帯等で聴く音に神様はいるのだろうか。
2011/03/14
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