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音楽が終わった夜に (新潮文庫 つ 17-6)

音楽が終わった夜に (新潮文庫 つ 17-6)

音楽が終わった夜に (新潮文庫 つ 17-6)

作家
辻仁成
出版社
新潮社
発売日
1999-08-01
ISBN
9784101361260
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音楽が終わった夜に (新潮文庫 つ 17-6) / 感想・レビュー

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もとむ

80年代のバンド、エコーズ(ECHOES)のボーカル(作詞作曲も担当)、辻仁成のバンド黎明期を中心に綴ったエッセイ。初めて読んだのが僕もまだ20代、エコーズというバンドも知らないのに、タイトルが気に入って立ち読みしたらあまりに面白く購入。それから何度も読み返したけど、今回20年振り?くらいに読んで…今回は少し泣けました。僕もプロを目指して上京し、色々ある中今日までやってこれたから…。全力で夢を追ったことのある人なら、一度は読んで欲しい青春の結晶です。あ、もちろん僕も辻仁成も、まだまだ現役のつもりなので✨

2024/10/10

みゃう

【読書マラソン55冊目】ロックに情熱を注いだ「辻仁成」の私小説。とげとげしい。音楽に対する熱意を感じられた。かつてのロックの影響か、かなり飾った表現が見受けられて、読んでいるこっちが恥ずかしくなった。また、人間味のある場面が多く収録されていて、読んでいて胸が痛くなり、笑みがこぼれ、涙腺がゆるんだ。きな臭い一冊。

2014/06/10

nokonokoi

十代の頃に憧れたECHOESとロック界。思っていた以上にアンダーグラウンド。今でこそ、明るく地上に出たロックだけれど、足を踏み入れなくてよかったなと。ま、踏み込めなかったけれど。ミュージシャン辻仁成の辿ってきた道を垣間見れる作品でした。祖母の家で、応接室に籠って朝から晩までステレオを聞いて遊んだエピソード、好きです。

2013/10/23

ひで

エコーズ大好きです。皆さんエコーズというバンドを知っていますか?80年代のロックバンドで、言葉が地についたバンドで、その音と歌詞で一線を画したバンドでした。自分が九州から就職で関東に出て行く時に、貸しレコードから録音したカセットテープを大事に持って行ったのがエコーズでした。そのボーカルであり、作家になった辻仁成のエッセイ面白かったです。題名から楽屋話かと思いきや、流石は辻仁成、ロッカーの想いが溢れた本でした。

2013/10/21

ゲンofヒナタ

ロックンロールを今に伝える・・・っていう風にはとても見えない著者の若かりし頃の回顧の書。何というか、所々にナルシズムを感じた(それがカッコいいのだが(笑))。ロックを愛する小生としては読んで良かったと思える作品、というかエッセイであった。

2011/05/19

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