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ダリア (新潮文庫 つ 17-12)

ダリア (新潮文庫 つ 17-12)

ダリア (新潮文庫 つ 17-12)

作家
辻仁成
出版社
新潮社
発売日
2012-04-27
ISBN
9784101361321
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ダリア (新潮文庫 つ 17-12) / 感想・レビュー

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まる

最初の話とそれ以降の話が続いていることにしばらく気付かず。正直よくわからなかったのですが、生きていることと死んでいることは重なり合っていて、長い長い時の中ではどちらであっても同じようなものなのでしょうか。最後の話で悪魔のようなダリアの正体に触れられたような気がするのですがますますわからなくなりました。

2016/05/03

もち

男と女に二分することから、人間は離れられないのだろうか。とろとろとした文体で紡がれる、生と死の混濁した世界は、現世から隔絶されたようでありながら、しかし、旧来の男女観に支配されているように思えた。

2018/10/24

ななえもん

息をひそめて、こっそりと読みたい本。あまりにもキテレツな話なので、三日かけて読んだら、その三晩は、ぐっちゃぐちゃな夢を見た。色々な断片が脈絡なくつながって、次から次へと話が変わる。頭を掻き回される、不思議な経験だった。話を戻して、夢か現か読者をもかき回す語りが魅力的。登場人物は象徴的かつ退廃的。俗物が出てこないから、文体からほのかなオードトワレの香りが。素敵。最後に気になるのは、ダリアって、誰(ダリ)や?ってこと。ほんとに。

2013/11/18

ゆう

青年ダリアに惹かれる家族の話。 生と死についての深い話なんだろうけど いまいちよくわからなかった。。 春フェスでECHOESを観て辻さんが読みたくなっただ。 あまりの若々しいお姿に驚いたけど 本に載ってる写真も若いな。

2012/05/01

あるみお

時はくるくる回り続ける。

2013/07/22

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