女子的生活 (新潮文庫)
女子的生活 (新潮文庫) / 感想・レビュー
射手座の天使あきちゃん
ファッション・メイクにランチに合コン… な~んだ、キャピキャピ女子のアーバンライフ・ストーリーかと軽く見て読み始めましたが… おっと、そう来ますか(笑) 女子力充填120%で颯爽と「常識という名の偏見」に戦いを挑む、みきさんに心からのエールを送ります❕ (^_^)ゞ
2021/11/15
寂しがり屋の狼さん
闘う人が好きです。たとえ力が弱くても、心が弱くても、前を向こうとする人が好きです。生きることは困難で、でもその中で下らない冗談を言える人が好きです。みきと後藤は、そんな二人です。好きな人たちだったから、書いてる間、ずっと楽しかったです。【著者あとがきより】坂木 司さんの作品は4作目ですが、作者が楽しく書き上げた作品だけに最初から最後までクスクス笑いながら読めました♪ヽ(´▽`)/読後も気分爽快。トランスジェンダーは初めて知りましたよ(*^.^*)
2019/05/12
あきぽん
体は男、心は女、好きになるのは女、という20代アパレル企業勤務「みき」の物語。主人公がLGPTQだからこそ男と女、それぞれの生きにくさが浮き彫りにされる。男に選ばれるのは自立した美女ではなく垢抜けない女なんだよねえ。あ、私は自立した美女ではなく人妻の皆様も垢抜けております!!
2021/11/14
りゅう☆
体は男、心は女で女の子が好き。ファッションセンス、スタイル抜群で美人なみきのアパートに同級生の後藤♂が転がり込む。闘うこと、複雑が好きなみきが様々な人たちと関わっていく。勝手なドリームを女に押し付ける男、テンプレ思考の男、自己愛の強いかまってちゃん、毒親、意識高い系家庭的アピール女、他人見下しマウンティング女(解説より)。もうね、みきちゃんサイコー!女子力だけでなく語彙力も高過ぎ!どんな言葉でも受けて立つし、かわす。ノリツッコミはトワネットちゃん彷彿。トランスジェンダーとして性事情、家族の理解、将来への→
2021/04/15
harupon
単行本(図書館借り本)で、レビュー投稿済。蔵書にしたくて購入して再読。トイレもお風呂も着替えも趣味も、人の目を意識しなくていい暮らし。ミキが実家をでて都会で手に入れた女子的生活。2年間一緒に暮らしていたともちゃんが、引っ越した後のお話。同じトランスジェンダーでも、ともちゃんの恋愛対象は男性。ミキの恋愛対象は女性。この本を読んでLGBT、トランスジェンダーについて、少しだけ知ることが出来た。巻末の文庫版あとがき・ドラマで徹底的な役作り努力をした志尊淳さんのインタビュー・解説も良かった。買って良かった本。
2021/03/04
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