英雄の書(下) (新潮文庫)
英雄の書(下) (新潮文庫) / 感想・レビュー
どんちん
あれ?終わった?"敵"をやっつけた?ページを飛ばしちゃったか?いいペースで読み進め、2時間サスペンス的な謎解きがでてきた終盤でおもわず、?マークを連発してしまった・・・解説を読み、なるほどやはり、"敵"はやっつけていないんだねw、続編ありなんだねw 再読するときっと、もっとすんなりと頭にイメージができて新たな感動があるであろうと思った。例えると、マンガ・キャプテン谷口編ってとこ?主人公が変ってこの話はまだまだ続きますよみたいな。。。それより、"狼"ってそういう理由でなれるものなんだっけ?
2014/01/23
射手座の天使あきちゃん
後半に入って空自のF-15イーグルがアフターバーナー使用したみたいにお話のテンポが加速、かと思ったんですけど・・・(笑) ユーリの幼さとストーリーの難解さが印象に残りました! <(^_^; それにしても、そうか ソラがねぇ、読めなかった!! まだ物語は続きそうですが「読書メーター」の感想を読んでストーリーに反映されることを祈りますぅ♪
2012/09/17
gonta19
2012/6/30 Amazonより届く。 2022/6/26〜7/1 宮部さんの一大叙事詩的作品。兄を救うべく無名の地に乗り込んだユーリ。様々な困難を乗り越えとうとう兄に会うことができたが・・・。現実世界の様々な問題をファンタジーの世界に落とし込み、非常に考えさせられる作品。悲嘆の門、が続編にあたるようだ。そちらも楽しみである。
2022/07/01
扉のこちら側
2016年397冊め。女子小学生が主人公の割には深い「罪と罰」の話。上巻をあれだけ設定説明に費やした割には下巻があまりに駆け足だったように思うけれど、種はもう冒頭から蒔かれていたのはよくわかった。傲慢が災いを呼び寄せるというのがよい設定だと思う。
2016/06/11
るーしあ
この作品と比べられるのはやはり「ブレイブ・ストーリー」。しかし内容は全く別の方向を向いている。前半は英雄と黄衣の王、後半はソラと無名僧という相反する不思議な存在が話の中心。しかし結局、全てが宮部みゆきの言葉遊びというか独特の言い回しに翻弄されて無理やり納得させられている感が強い。これはファンタジーだという説明では到底納得できない。読む人によっては、あれが未来に前向きに生きる少女の姿に映るのかもしれないけれど。途中面白いシーンもあった気がするが、最後は期待していたものとは違う。ちょっとテーマが難しかったか。
2014/05/28
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