左手首 (新潮文庫)
左手首 (新潮文庫) / 感想・レビュー
mr.lupin
まさかまさかの短編集とは知らずに読了。相変わらずの大阪弁が飛び交い面白かった作品もあったが、逆に尻切れトンボの作品も。やっぱり長編でじっくり読ませるのが黒川さんらしい気がしたがそんな事はないだろうか? ☆☆☆★★
2019/01/05
ピロ麻呂
世の中そんな簡単に金儲けなんてできない。悪事をはたらけば必ずその報いが訪れる…大阪の間抜けな犯罪者たちを描く短編集☆黒川博行作品はやっぱりおもしろい!
2018/04/19
さゆ
ハンパなワルに関する習作を集めた一冊。そのせいか、一気に一冊読む流れが自分の中で作れなくて読了までにめっちゃ時間がかかりました。黒川さん初読みの方はこの作品から入らない方がいいかも?ですねー
2017/03/16
Walhalla
全7話の短編集ですが、全てに共通して、見事なまでに悪い人しか登場しませんね。そして当然のように、ストーリーも悪事のオンパレードでした。少額の悪銭では物足りず、欲を出しすぎた結果失敗する・・。ちょっと情けない悪人たちばかりですが、当然、会話は全て関西弁で、いかにも黒川博行さんの作品といった感じで楽しめました。
2020/12/28
ぱなお
7つの短編集。犯罪を犯していろいろ策を講じても、やっぱりうまくはいかんわなぁって話。まさに欲の皮の突っ張った奴らの最後の結末。一作目が「え!?終わり?」って印象でしたが、わりとその後もそんな感じで慣れてった。サクサクっと読めました。事故車の話とか、黒川さんの作品は裏の世界の勉強になる。
2019/08/21
感想・レビューをもっと見る