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北村薫のミステリー館 (新潮文庫 き 17-9)

北村薫のミステリー館 (新潮文庫 き 17-9)

北村薫のミステリー館 (新潮文庫 き 17-9)

作家
北村薫
ウィリアム スタイグ
おがわ えつこ
出版社
新潮社
発売日
2005-09-01
ISBN
9784101373294
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北村薫のミステリー館 (新潮文庫 き 17-9) / 感想・レビュー

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Shoko

面白かった「謎のギャラリー」。全部読んでしまって、残念に思っていたところ、こちらを発見。今度は「ミステリー館」ですか。どれも、アンソロジーでなければ読むことがないであろう作品ばかりで、読み応えもあり、とても満足。巻末にはいつもの著者と宮部みゆきさんとの対談が。お二人の対談を読んで、「え?こんな話あったっけ?」とまた本編に戻って、「あー、そうだった」と思い出すといった調子で、たぶん、しばらくしたらすっかり忘れてしまうので、何度も楽しめそうです・・(^^;)

2020/09/15

KEI

古本購。北村薫 編・・・編?読むまで著だと思ってた。古今東西国内外を問わず、北村さんが面白いと思った作品を纏めた珠玉のアンソロジー。本格ミステリーから絵本などの異色なものまで、本当に幅広い作品がこの1冊に納められている。また、巻末には北村さんと宮部みゆきさんの対談が収録されており、各作品の解説や様々な小話が読めて非常に面白い(人によっては本編より?)。どうやら、宮部さんには従属願望があるようで、メイドや執事として主人に仕えたいらしい。それを聞いた北村さんが・・・続きはコメ

2011/02/22

辛口カレーうどん

ごった煮なアンソロジー。岸本佐知子氏の『枕の中の行軍』だけ既読だった。何度読んでも彼女のセンスが大好きだ。ヘンリ・セシル『告げ口』は思わずにやり。うまい。『日本変換昔話』は爆笑。「ずずーんおよび後部は拡張されました」一寸法師がえらい話に(笑)最近では日本語変換アプリもかなり優秀になったが、まだまだおかしな文も多い。他の昔話も読んでみたい。中には読みにくい作品もあったが、概ね楽しめました。

2017/08/30

ぶんぶん

相変わらず、良い味を出しています。解説の「宮部みゆき」氏との掛け合いもいつもの調子。 考えさせる文章が多いので時間が掛かってしまうのが難点です。でも、思わぬ「拾い物」をしたと思うことがしばしばです。今回は「わたしの本」(緑川聖司)と「盗作の裏側」(高橋克彦)に洒落た文章を見つけました。 いつも、北村薫氏は普段読めない本を紹介してくれるので、新しい著者の発見に重宝しています。 「ドキッと」したかったらお奨めて゜すよ。

2013/12/20

ベック

岸本佐知子さんのエッセイには笑った。この人センスあるよね。あと「少量法律助言者」に驚く。よくこんなこと思いつくよね。塚本邦雄氏の作品は味わい深く、奥泉光氏の「滝」はあまりよくなかった。こういう雰囲気嫌いです。でも、その続きでの「バトン・トゥワラー」は良かった。ありだと思います。

2020/06/20

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