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先を読む頭脳 (新潮文庫)

先を読む頭脳 (新潮文庫)

先を読む頭脳 (新潮文庫)

作家
羽生善治
松原仁
伊藤毅志
出版社
新潮社
発売日
2009-03-28
ISBN
9784101374710
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先を読む頭脳 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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takaC

羽生さんとは残念ながら頭脳の性能が違うことを改めて認識した・・・

2015/03/16

コウメ

将棋は2人でおこなうゲームであり、カードゲームのような相手の手札が見えないわけでなく、全て手は明かされている「完全情報」ゲームであり、サイコロのような不確定な要素を含まず「確定」ゲームである。ということはいかに情報を持っているかで勝負が決まる。「2人完全情報確定ゼロ和ゲーム」である。三目並べのような必勝も将棋には存在するがあまりにも複雑で人智をこえ、それを見つけだすのは不可能であるだから将棋様々なゲームと違って面白い。/うまくなれる練習というのはいかに長時間「考え続けること」これは新たな新手にも結びつく、

2019/10/05

hope

★★★★ 某マグさんの将棋フェアに触発されて、積んでた本を漁ってみた。羽生氏が将棋観を語り、自ら治験者となって、人工頭脳と認知科学の専門家が解析、解説する。将棋本というより学術書の趣き。この本は2006年に出ているので、AIと将棋の関係などはかなり状況が変わっているが、十分面白い。 「発見と創造ーそれこそが私が将棋を指し続ける最大のモチベーションになっています」この羽生氏が放つ言葉の重みを、静かに嚙みしめる。

2018/03/20

かおりんご

考える力って大事だと、改めて思わされました。教育者の端くれとして、子供たちにどうやって考える力を身に付けさせるのかが課題ですが、好きなことならじっくりと向き合って考えてくれるのでしょうが、授業の中になると難しい。算数の式をたてるだけではなく、図やグラフ、絵に表すことも考える力の育成には有効なようなので、続けていきたいと思いました。それにしても、羽生さんはすごい!

2018/10/16

Lee Dragon

人工知能の研究者と認知科学者が羽生さんとの対談を通して羽生さんの頭脳を読み解いていくという内容。コンピュータと比較すると思考方法が違うのと認知科学的に見ても上級者特有の分析(メタ認知)があることがわかった。この本を読んで羽生さんのとてもすごいと思った点は比喩が巧みであるという点である将棋がわからない人にも卑近な例をアナロジーとして出して非常にわかりやすく説明している。言語化のプロセスも自分自身を高める上に於いて大切なんだなと思った。

2018/11/02

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