安南から刺客 新・古着屋総兵衛 第八巻 (新潮文庫)
安南から刺客 新・古着屋総兵衛 第八巻 (新潮文庫) / 感想・レビュー
とし
新・古着屋総兵衛 「安南から刺客」第8巻。今回は表の顔『古着屋』総兵衛が中心ハラハラドキドキ感が無くのんびりと読了できた感。信一郎率いるイマサカ号と大黒丸の帰還や、天松、忠吉、だいなごんの成長、桜子と総兵衛 の行く末等々次巻が楽しみ。
2014/06/23
tengen
一旦薩摩とは停戦となった。旅から戻った総兵衛だが大黒屋を見張る怪しい視線を感じる。大古着屋市の準備に余念のない所に弥生町が単独で市をおこすと。それを糸引くのは糸屋。殺人事件も絡み背後を懸念する総兵衛。末裔のリベンジを恐る祖国交趾からの刺客も登場。果たして二つの事件の根は違うのか?
2014/07/20
ドナルド@灯れ松明の火
佐伯さんにしては、第8巻は実にしっかりとぐいぐい引きつけテンポの良い話だった。流し読みするところが全くなく実に面白かった。前作では今上天皇にお目見えし、陰様とも意思を通じ、今作では南北の町奉行や大目付ともしっかりと絆ができ、新しい同心とも好関係。身の回りはほぼ盤石かな。あとは心良く思わない幕閣との戦いになると思われる。意外に早くシリーズのエンディングを迎えるかもしれないと感じた。
2014/07/14
harhy
安南からの刺客が出てきたのが最後の最後。母がまだ生きているらしい。次の海外を舞台にした展開への伏線だったのか。
2015/03/29
いつでも母さん
久しぶりに『古着屋』総兵衛だったかと・・ 出自が出自だけにドンドン世界が広がったら、読み続けるのが難だなぁと思ってたので、ユックリ戻った感でホッとしています。 あとは・・ご贔屓の一番番頭『信一郎さん』の、一日も早く無事のお帰りを待つのみです。
2014/06/04
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