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スギハラ・サバイバル (新潮文庫)

スギハラ・サバイバル (新潮文庫)

スギハラ・サバイバル (新潮文庫)

作家
手嶋龍一
出版社
新潮社
発売日
2012-07-28
ISBN
9784101381176
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スギハラ・サバイバル (新潮文庫) / 感想・レビュー

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gonta19

2012/7/31 Amazonより届く。 2018/7/25〜8/2 お馴染み、テッシーこと手嶋さんのインテリジェンス小説。テレビで見ている手嶋さんからは想像できないような(失礼)緻密でエンターテインメント性に富んだ娯楽作品。こういうのを読むと、日本にも、インテリジェンス機関が必要だよなぁ。未読の方は、テレビの手嶋さんのイメージを捨てて是非一読を。

2018/08/01

優希

外交官・杉原千畝から始まっていた歴史。アメリカの金融市場の巨大な異変に日本人が関わっていたというのが驚かさ赤るところでした。全く知らない金融の歴史をハードボイルドタッチで見た気分です。

2021/07/02

佐島楓

題名の「スギハラ」とは、第二次世界大戦中多くのユダヤ人を救った杉原千畝氏のこと。彼に救われた少年が、その後どんな人々と出会い、どのような人生をたどるか。さすが発想がワールドワイドで、現実にありえないとまではいえない。ちょっと文章が理解しづらいところもあったけれど、インテリジェンス小説として興味深く読んだ。

2015/03/05

まつうら

杉原千畝が発行したビザに命を救われ、極東の小国で数奇な遭遇を果たした3人の少年少女。彼らが生きてきた70年は波乱万丈だ。スターリン暴落、中東危機、9.11、サブプライムショックといった、相場を揺るがす出来事の裏側には、すべてユダヤ人の諜報ネットワークが蠢動していた! とてもザワザワするストーリーだ。しかし残念なのは、このユダヤ人スパイたちの活躍が、戦中戦後の杉原とはなにも関わっていないこと。スギハラ・サバイバルと呼ばれるだけに、インテリジェンス・オフィサー杉原の後胤としての活躍を期待していたのだが。

2022/05/30

Cinejazz

ポ-ランドの古都クラコフで小さな書店を構えていたユダヤ人一家が、隣国リトアニアに赴任してきた日本人外交官・杉原千畝に発行した「命のビザ」を手に入れ、シベリアから日本海を経て神戸に寄留し、約束の地アメリカへと渡った。 杉原千畝が救った流浪の民の末裔が、戦後の金融先物商品の創成に見逃せない役割を果たし、ユダヤ財閥として大輪の花を咲かせることに・・・。 前作『ウルトラ・ダラ-』の英国情報部員スティーブン・ブラッドレ-が再び登場して、金融取引を題材に貨幣経済をめぐる情報の争いが展開するインテリジェンス小説である。

2022/04/27

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