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ときどきの少年 (新潮文庫 こ 55-1)

ときどきの少年 (新潮文庫 こ 55-1)

ときどきの少年 (新潮文庫 こ 55-1)

作家
五味太郎
出版社
新潮社
発売日
2012-01-28
ISBN
9784101382319
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ときどきの少年 (新潮文庫 こ 55-1) / 感想・レビュー

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ふう

ちょっ遅れて響いてくるような間や、なるほどそう来たかと感心させられる視点が好きで五味さんの絵本のファンです。『大人〇問題』もおもしろかったけど、この本もとてもおもしろかった! 前半はユーモラスな話が多いけど、後半ははっとさせられる内容やちょっと悲しい内容が多くなり、こんな少年時代が五味さんの今の感性を培ってきたのだなと思いました。「見ることだけが仕事です。」 物や事象をよく見、人や行動をよく見、自然や世界をよく見続けて、あふれてきた思いが絵本になったのですね。

2012/03/04

新地学@児童書病発動中

読友さんのコメントを読ませて頂き、読みたくなった本。五味さんは、絵本のイメージがあるので、この本には驚きました。文章の力がすごいです。五味さんの子供時代のことが生き生きと伝わってきます。情景が見え、音が聞こえ、匂いが漂って来る文章。ここに描かれていることは、私の世代よりかなり前のことですが、それでも懐かしい昭和の生活が鮮やかによみがえります。五味さんのちょっとずれた視点も好きでした。五味さんは絵だけではなくて、文章の人でもあることがよく分かりました。児童文学や絵本が好きな人にお勧め。

2012/09/30

sibarin♪

五味さんの子ども時代を回顧したエッセイ。その時の時代を感じる。大人になり振り返って書いているはずの文章が【○○ってさっき書いたけどそれは嘘で】とか、まるで子どもみたいって思ってたら解説で、子どもの心のままの人と書いてあった。なるほど。

2012/04/18

雨巫女。

《私‐図書館》五味さんの謎が、ひとつ解けたような気がする。少年の心が、残ってるから!

2012/07/02

読み人知らず

五味太郎さんの、子供時代の話とか。いろんなものに影響を受けながら、育ってきているんだけど、いつの間にか忘れてしまってる。そういうものをよく覚え、頭の中にありながら年をとられてきたんだなあと思う。

2014/05/07

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