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雑司ヶ谷R.I.P. (新潮文庫)

雑司ヶ谷R.I.P. (新潮文庫)

雑司ヶ谷R.I.P. (新潮文庫)

作家
樋口毅宏
出版社
新潮社
発売日
2013-07-27
ISBN
9784101382524
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雑司ヶ谷R.I.P. (新潮文庫) / 感想・レビュー

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はらぺこ

主人公がメインの所より大河内泰の話と石田吉蔵の話の方が好きやった。 『ゴッドファーザーⅡ』のオマージュらしいけど、自分はゴッドファーザーを観てないので『フォレストガンプ』っぽいなぁと思いました。

2015/07/04

ケイ

泰の歴史が少し長すぎ、太郎の話の間に挟まってくるのでいささか閉口した。かなりエログロの部分が多く想像していると気持ち悪くなるので、事実として読み、感情を混じえないように進んでいった。ここで終わりかと思わせてからその後の対決へと進むやり口はいい。なるほど、吉蔵のようなものに対決するにはそのような方法があるかと納得した。後書きの、図書館で新刊を読む話だが、残念ながら私は樋口さんには怒られそうだ。図書館で借りた後に面白い話は購入する、本当に気に入った作家は必ず新刊が出たら購入するのが今の私のスタンスである。

2013/11/24

さらば火野正平・寺

愛すべき人間がほとんど出て来ないのにこの面白さは何なんだろう。最初の数ページを読んで小休止していたが、今日の午後から続きに手をつけ、一読巻を措く能わず。悪辣な世界と偽史。残酷描写も何らかの知識に思える。石田吉蔵という名前は阿部定に殺された恋人の名前だが、今後何か関係するのだろうか?。この著者の小説は全て読みたい。巻末の影響されたもの一覧にコサキンがあって嬉しい。

2013/08/14

カラシニコフ

タモリ、オザケン、タランティーノ!!幾多のパロディ、オマージュをコラージュ。巻末の参考文献をごった煮カオス。もうなにが何やら(笑)最高に最低で最強のゲスカオス。二つの時間軸が交差しながら進行する物語もなかやなこなれてる。ホントに五分作になるんだろうか?だったら追い続けたい。 ★★★★☆

2016/02/16

ずっきん

前作よりエログロは控えめ。ババアの回顧録との二軸は読みごたえあった。ただ、油断してるといきなり激痛のツボを突かれるため、二度ほど止めるか、耐えて読み続けるかの決断を迫られたが、息も絶え絶えになんとか完読。ヒグタケさん三作目ですが、全てが読む格闘技。いや、面白かったんだけど、ヒグタケモードにしないと倒れそう。あとがきの図書館問題は誤解してた。図書館で貸すなではなく、発売から半年ぐらいは置かないで欲しいってことだった。確かに売れっ子作家さん以外は死活問題だよね。作家さんには印税届けないと、次が読めないよねぇ。

2018/01/08

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