爆笑問題とウルトラ7 (新潮文庫 は 34-1)
爆笑問題とウルトラ7 (新潮文庫 は 34-1) / 感想・レビュー
中玉ケビン砂糖
爆笑問題が様々な知識人文化人を相手にした対談集。注目すべきはジョン・アーヴィングとの話。文字におこせば終始穏やかで溌剌としているが、その後ラジオ番組で、太田「サリンジャーとかいいですよね」ジョン「あれのどこがいいんだ。あんなものは私に一かけらも似ていない」と絶対に譲らないのに太田も太田でその返答に不服だったらしく、さりげなくアーヴィングをdisっていたことを思い出してニヤニヤしている。
2014/10/16
読み人知らず
すごい面々との対談集。アーヴィングは読んだことがないけど面白そうと思った
2016/11/24
koishikawa85
予想したよりも良い本だった。とりわけ淀川長治がチャップリンと会った時のことを語るところが素晴らしい。対談後すぐ死んでしまったのだなあ。
2016/01/31
くさてる
爆笑問題の対談集です。わたしの購入の決め手となったのは、橋本治と小林信彦でした。こういう対談集って軽く読めるので好きなんですが、本人たちに興味がないとなかなか面白く読めるまでいかないし、ほうと思うような言葉が必ずあるとは限りません。が、わたしのお目当ての部分はなかなかに楽しかったです。まとめて読んで残る印象は、爆笑問題の太田氏の真面目さかなあ。とても丁重にゲストをもてなしてる印象があります。なので、対談相手のファンであれば、爆笑問題に興味が無くても、面白く読めると思いますよ。
2004/05/16
なっちゃん
ジョン・アーヴィングと太田さんの対談めあてに購入した。 太田さんが「自分の父親のように感じる」と言ったことに対して、アーヴィングが「日本の息子よ」と言っている。なんだか、ほんわかする。 アーヴィングの書く世界はハチャメチャだけど、芯がブレない。太田さんが『サイダー・ハウスルール』の「もうちょっと自分がましな人間ならいいのに。もうちょっとましな人間になりたい。」という台詞が好きだと言っていた。ハチャメチャな世界観だからこそ、自分の気持ちを代弁してくれる台詞が多いと思う。
2012/03/10
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