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三人姉妹 (新潮文庫 お 82-1)

三人姉妹 (新潮文庫 お 82-1)

三人姉妹 (新潮文庫 お 82-1)

作家
大島真寿美
出版社
新潮社
発売日
2012-02-27
ISBN
9784101385716
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三人姉妹 (新潮文庫 お 82-1) / 感想・レビュー

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coco夏ko10角

年齢の離れた姉が二人いる末っ子・水絵が主人公。三姉妹ってこういう感じなのかな。自分も長女なので水絵より姉二人の言動に共感できるとこがいくつか。長女・亜矢の義姉・雪子のキャラクタがなんだか魅力的。

2015/09/24

エドワード

ちょっと見には双子みたいな亜矢と真矢。年の離れた妹の水絵。三人姉妹と家族、友人をめぐる、少し前ならテレビでやりそうな7編の連続ドラマ。例によって限りなく話し言葉に近い文章、このグチャっとした猥雑感が味なんだなあ、ビビッドな感じで。水絵のバイト先が小さな映画館、彼氏が自主映画を撮っている設定で、映画からの引用が多々出て来る。家出騒ぎを起こす母親が「ローマの休日」、離婚騒ぎを起こす亜矢が「お茶漬の味」になぞらえられるのに苦笑。「ジブリが基本で何が悪いのよ」のセリフにニヤリ、「緑の光線」はいい映画だったネ。

2016/04/16

ken_sakura

三人姉妹の末っ子の視点で描かれた物語。大島真寿美の通算12冊目。で、普通っぽい小説に初めて出会ったような気がする(^_^)新鮮。いつも通りオチは無い物語だけど(^○^)

2016/02/27

のの

水絵の賢くて穏やかなとこに憧れる。 勉強の出来る賢さというより、生きること、人に対する賢さというやつだ。 ズルいことも意地悪いことももちろん考えているのだけれど、水絵のトゲはなぜだか丸い。 うらやましい。

2015/10/31

なつ

これといった事件もなく、たんたんと進んでいく感じ。私は姉(私)と弟の姉弟なので、、3人姉妹とはこんな風なにかと想像しながら読みました。ですが、一気に捲し立てられるような、そんな感じを受けました。三人姉妹のかしましい感じに追われるのではなく、文章に急かされる感じ。(たぶん口語調で進むからなんだと思うけど。)私は苦手かなー。

2014/02/17

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