新世紀デジタル講義 (新潮文庫 た 59-4)
新世紀デジタル講義 (新潮文庫 た 59-4) / 感想・レビュー
hatayan
2002年刊。情報教育こそ一般教養と訴える立花隆氏らがまとめた東大での講義集。 コンピュータ、インターネットの発明と発達は軍事上の必要性がきっかけ。インターネットの哲学は、誰もが緩くつながりコンピュータの恩恵を受けるべきというもの。今やスマホを片手に瞬時につながり、ネットワークの向こうにデータを預けるクラウドが日常のものとなりました。 それぞれの講義は、技術の成り立ちと背景を踏まえ未来を予測する構成。特に「ネットワーク社会の将来」に割いた一章は、GAFA全盛の2019年に読むと深く頷けるところがあります。
2019/12/06
Hiroyuki SATO
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1380272282&owner_id=7106525 この辺は一応自分の専門分野なので読む必要ないかなとも思うが、立花隆なのでつい古本屋で買ってしまった。そこそこ面白い。飛ばし読みでも良いだろう。
2010/01/03
無謀庵
コンピュータ関連で10年以上前の本なんて普通は価値をなくすもんだけど、意外に面白い。学として教育すべきという基礎的な動作原理の話などは、今でも知ると知らないでかなり違う。未来予想的な話はもう実現していることが多かったが、どんな形で今実現してるか、その形をあの頃予想してただろうか、と思い出してみたりするのもよい。
2013/05/16
mdoguti
部分的には何度も読んでいたが、通読したのは今回が初めて。橋本毅彦「コンピュータの歴史」は、計算機史に関心を持つきっかけとなった章。また、南谷崇「コンピュータのしくみ」の1ビットメモリの論理回路図を見たときには『コンピュータはこうやって記憶するんだ!』と感激した時の記憶がよみがえってきた。色々と思い出のある本書であるが、今回通読して驚いたのが、1997年に東大「文科」の女子学生はHTMLを初歩的なものとはいえ書くことができていたという事実であろうか。
2021/09/19
壁と男と涙とブルーコメッツ
デジタル分野は日進月歩ではあるが今読んでも十分ためになったと思う。メタデータのあたりがGOOD。
2011/09/25
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