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脳を鍛える: 東大講義「人間の現在」 (新潮文庫 た 59-5)

脳を鍛える: 東大講義「人間の現在」 (新潮文庫 た 59-5)

脳を鍛える: 東大講義「人間の現在」 (新潮文庫 た 59-5)

作家
立花隆
出版社
新潮社
発売日
2004-08-01
ISBN
9784101387253
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脳を鍛える: 東大講義「人間の現在」 (新潮文庫 た 59-5) / 感想・レビュー

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あっきー

⭐3 東大教養学部での講義で1、2年生程度の難易度らしい、今でこそなんとなく見当がつくが学生の頃は難しくて理解できなかっただろう、立花の後輩への講義なので毒舌し放題だ、脳を鍛えるとはあえて世の大勢と別の考え方をしてみることである、最初サルトルとキエルケゴールの実存主義から始まりエリオットの荒地も出てくるしでコリンウィルソンのアウトサイダーの現代サイエンス版のような気がした、著者は臨死体験のオカルトも解明しているし似ているかも?宇宙論や脳科学など自分の最近の興味と合っていたし立花にこれからはまりそうだ

2021/03/12

まろにしも

★★★★★ 知的好奇心の塊のような著者が、東大生に向け、主体的に社会と関わり、考え、責任ある行動が出来る大人となるために、教養をガムシャラに身に着け、それを土台として考える訓練をする必要性、その麻薬的な魅力を実に興味深く伝えている。特にアインシュタインの脳の特性が興味深かった。(その特異性は先天的ニューロンにあるのではなく、後天的グリア細胞の多さ!)

2018/02/06

よしひろ

学生時代に最も影響を受けた本。人間の脳はどこまでも成長していく。リベラルアーツの大切さ、感性と知性をともに育てていくこと。たくさんのことをこの本から学んだ。今後も何度となく再読していきたい。

2015/08/29

よしひろ

再読3回目。C.P.スノーによると、理系の人が言う「熱力学の第二法則を知っている人がいますか?」という質問は文系でいう「あなたはシェークスピアの本を何か読んだことがありますか。」という質問と同じくらい滑稽な質問だという。要するに、文系の学者も理系の学者も互いの分野に無関心で、乖離が進んでいくということ。リベラルアーツはその溝を埋めていくものではないだろうか。

2015/08/30

遊学の隠居🌊

文系から理系の話題までとても内容が深くてとても良かった。印象に残ったのは、ヴァレリーと相対性理論の講義。自己について深く知ることは、まさにこの世界を知ることと同じなんだろうと思う。哲学が好きな私は、これを機に、自分自身をパラダイムシフトを起こして、物理学を勉強しないといけない。相対性理論をこれから読みます。。。

2024/05/06

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