らんぷと水鉄砲 (新潮文庫 草 392-1)
らんぷと水鉄砲 (新潮文庫 草 392-1) / 感想・レビュー
kinupon
安野氏の絵がたまらなく好きです。懐かしくもあり、何か忘れた物を見つけたような思いがあります。
2014/07/25
きりぱい
前半は三木氏が身の回りの食べ物や生活道具を、後半は安野氏が懐かしい玩具について語り、全てに安野氏の絵が添えられる画文集。三木さんってアーノルド・ローベルの絵本の翻訳者だったんだ、わー。ゆきひら(ここでは陶器の土鍋風の)を在原業平の仲間みたいだと笑っていたら、本当に業平の兄の行平にちなんでいたという話があって、私も知らなかった!今どきの物ではない物も多いけれど、それついての語る二人の思い出を通して、自分の子供時代へと思いを忍ばせるところがある。
2014/07/03
tama
自本 `85年版 20数年前人生の先輩の本箱整理でいただいた。当時は安野さんを知らなかった。もらったのは絵が佳いと感じたから?文は安野さんと三木卓さんが手分け。安野さん独特のおとぼけ感が絵にも文にも薄い。特に絵は細密ではないがリアル。こっそりおとぼけは、かき・くり。描かれているもの見るとサルカニ。燐寸箱に描かれた文字はANNO! 好きな絵は吸入器、走馬灯(廻り灯籠って言ってたなあ。家にあった)、七輪、針箱(どっちも家にあった。特に後者は母が大事にしてた)、ゆきひら(なかった)、めんこ(武者絵はなかった)。
2022/09/03
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