KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

君の波が聞こえる (新潮文庫 い 116-1)

君の波が聞こえる (新潮文庫 い 116-1)

君の波が聞こえる (新潮文庫 い 116-1)

作家
乾ルカ
出版社
新潮社
発売日
2014-04-28
ISBN
9784101392318
amazonで購入する

君の波が聞こえる (新潮文庫 い 116-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

相田うえお

★★★★☆17095 読み始めは現代版竜宮城に拉致,国際法無視海上建設物,エネルギー等の問題をモチーフにして機関車先生が青年だったらみたいな主人公のSFファンタジー話なのかな?(例えが目茶苦茶で悪すぎですね)って思ったんですが、全然違いました〜!(当たり前だよね)これ大穴!思っていた以上に素敵なストーリーでした。特にページが残り少なくなってきた頃に愛とか友情が心に響く展開となり、この作品いちばんのヤマ場となります。やっぱり乾ルカさんって当方には合ってるみたいで好きかも。ファンタジ話好きなら是非オススメ!

2017/09/22

takaC

久しぶりにルカさん小説読んだ。読んだのは昨日だけど色々忙しくて今月何度目かの登録遅延…

2018/12/28

tokotoko

人間の感情や生命力までも奪い取ってしまうお城に、ふと足を踏み入れてしまったり、さらわれてほうりこまれてしまったら・・・どうしますか?その恐ろしいお城の名前は「四龍海城」。中1の健太郎、1つ年上の貴希、陽気な大学生の関は、そこで出会い、「ここを必ず出よう」という決意で仲間となり、知恵を絞り合います・・・。友情や青春、ミステリーなど、いろんな波がきます。私がその波の中で見つけたのは、「選択」です。1人1つの道しか選べない厳しさ。けれど、その道は確実に自分が選べるんだという自由が、心の奥底まで差し込んだ光です。

2015/02/08

たらこ

ラスト一行が全て・・・あまりにも切ない。出城料を払わないと出られない。その出城料とは何か。先が気になってもなかなか進まなくてやきもきしながら読みました。夏休みの幻・・・二度と会えない健太郎と貴希のさよならも美しい幻・・・

2014/08/03

吃音に苦しむ中学一年の健太郎はひょんなことから隔離された城にたどり着く。 そこでは攫われた人達が集まっていて、出城料を払わないと出ることが出来ないと知らされる。 唯一、吃音を笑わなかった貴希と仲良くなり一緒に出城料の謎に迫っていくというもの。 熱い友情に加えて、時々胸に突き刺さる言葉にぐっと来る。 読み終えたあとはしばらく放心状態にさせられた。

2015/10/17

感想・レビューをもっと見る