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やってられない月曜日 (新潮文庫)

やってられない月曜日 (新潮文庫)

やってられない月曜日 (新潮文庫)

作家
柴田よしき
出版社
新潮社
発売日
2010-06-29
ISBN
9784101396262
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やってられない月曜日 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

解説は映画監督の伊坂聡。ワーキングガールウオーズに登場する墨田翔子がちょっと登場する。おたくな女の子が2人、出版社で縁故採用で働く。月曜から週末までの日常生活。どちらの視点に共感を持つ人もいるだろう。あるいは、そういう子いるよねっていう共感もあるかも。やさしさ、人情、何と読んだらいいかわからないが、人間であることを確かめている。

2013/07/06

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

コネで入社した大手出版社。経理部所属でそこそこの給料をもらい、気の合う仲間もいる。特に野心はない。でも不満は尽きない……。30歳を目前にしたOLの一週間を描いた等身大のお仕事小説。他人が羨むような設定にしているのは、人間決して満足することはないというメッセージかな。主人公の彼女が傍観者として接する男たちの方に共感を覚えた。部数が低迷し追い詰められていく雑誌の編集長。会社が吸収され新しい職場で孤立する書籍編集者。役員のコネで入社しオニ上司を演じる管理職……生きるって大変。『ワーキングガール・ウォーズ』続編。

2016/01/19

りゅう☆

コネで入ったけど経理部で給料分はちゃんと仕事してるOL寧々。自称ブス。趣味は模型作り。スーパーの方が安いのについコンビニに寄るあるある。経費不正した小林と徹底的にやりあったり、信頼する上司の不倫現場を見てしまったり、はずみで高級下着買ったり、自殺した社員の不倫相手と勘違いされたり、別部署のいじめを知ったり、金曜日が嬉しかったり。不満はあるけど弥々がいるから大丈夫…だったのに衝撃的事実に、まさかの事件が!今後のことは分からない。せっかくの縁なら大切にして可愛がってあげようと思う寧々が可愛い。面白かったです。

2024/02/18

おくちゃん🍎柳緑花紅

ワーキングガール・ウォーズの翔子さんがカッコイイ!絶対に戻れない過去をねちねちと懐かしんで生きていくより・・・。玉砕、するべし。どんな年齢でも、男でも女でも、不満はある。小さな小さな喜びも。さあ!明日も頑張ってみましょうか。と思わせてくれる作品でした。

2013/09/16

七色一味

読破。何となく読み始めたら、一気に。上司の不倫、下着泥棒に友人の不倫疑惑、社内イジメに心筋梗塞、果ては逆恨み女から刃傷沙汰までと、事件自体はてんこ盛りなのにあくまで主人公のメインは趣味の1/150スケールのドールハウス作成。これが現代OLの実態という訳でないにせよ、それなりの側面を捉えた作品なんだろと…。しかしまぁ、どうしてこれだけの事件がありながら、それが話の中心にならないのかが、不思議。作家って、凄いよね~。

2011/11/27

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