椅子の上の猫 (新潮文庫 と 9-3)
椅子の上の猫 (新潮文庫 と 9-3) / 感想・レビュー
水戸
女が自分の芯を揺らされてしまう年齢の二篇。恋というには重たくて静かで、愛というにはどこか違う気持ち。二十代の華やいだ、あるいは若さを含んだ大人になりきれない幼さと、自立した大人として目される年齢(結婚や仕事など)への最新の転換期の揺らぎが描写されていました。
2024/02/23
kamedon
面白かった。もっとじっくりこの世界を堪能したかったけど、あっという間に読み終わってしまった。
2012/08/26
千斗
熟れゆく夏
2008/05/28
しのやま
人との関わりかたがわからなくなっている女の人に刺さると思う。この作者は心の機微をかくのがうまい。 少しだけ昔の日本の価値観を感じる。
2020/02/21
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