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北の川から (新潮文庫 の 7-10)

北の川から (新潮文庫 の 7-10)

北の川から (新潮文庫 の 7-10)

作家
野田知佑
出版社
新潮社
発売日
1997-09-01
ISBN
9784101410104
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北の川から (新潮文庫 の 7-10) / 感想・レビュー

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saga

【再読】本書のタイトルはノアタック川を意識したものか? この頃から九州・鹿児島に著者の拠点が移っていったのがよくわかる。熊本県五木村の端海野分校でのノリ・クニ兄弟を中心とした地元民との交流が良かった。ネットで検索すると、かなりの山奥。そして、分校は閉校となり、校舎は解体撤去されている。こんなことが熊本から遠く離れた関東で分かってしまうなんて……寂しい限りだ。本書で予告のように触れていた『新・放浪記』は、最近中古で、著者が亡くなる直前くらいに入手。虫の知らせのようで少し複雑。

2022/06/22

糜竺(びじく)

カヌーイストでアウトドア·エッセイを多く書かれている野田知祐氏の本ですが、初めて読みました。色々と自分自身、生活の中で忙しくしている日々となっていますが、読んでいてアウトドアをしている気分になれて、心が落ち着くような気分になれました。個人的には、本の前半に書かれていた、アラスカの川をカヌーで下った事を書かれていたエッセイは良かったです。自分ではなかなか行けない大自然の川下りを、頭の中で思い描きながら、ゆったりとした気分で読む事が出来ました。こういうエッセイを時には読んでみるのもいいなと感じました。

2019/02/25

読み人知らず

野田さんの嘘のない正直さがいい。まっすぐに国を憂う。

2011/07/13

アラスカのノアタック川やカナダのユーコン川、ビッグ・サーモン・リバーでの川下りには、日本にはない自由さとありのまま残された自然がある。一方で「長良川河口堰問題」は、豊かな自然の価値が軽視される日本の現状の象徴でもある。どんなに自然保護を意識した開発であっても、変化がないというのはありえない。失うものと得られるものの大きさを十分考慮し、本当に必要な開発であれば自然破壊もやむをえないが、そうした配慮が見られるケースは日本では少ない。「日本の川は全滅する」という著者の嘆きはこのままでは遠からず現実になると思う。

2013/11/28

犬鍋猫次郎

読んでて心地が良い(´・_・`)今年の夏は歩いて熊本にでも行こうかしら(´・_・`)

2015/03/02

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