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傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

作家
北原亞以子
出版社
新潮社
発売日
2001-03-28
ISBN
9784101414140
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傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ちゃいろ子

初北原さん🎉また好きな作家さんが増えた♪開拓の旅、楽しいです。 でもその度積読も増えていて(^_^;) 何故読もうかと思ったか、大好きな三屋清左衛門と同じ匂いを感じたので、、、。 予想通りの魅力的な主役、そして脇を固めるこれまた魅力溢れる人々。 これはシリーズ読むしかない。 1話めは悲しく辛い過去の話。 2話目からは穏やかな現在の話に。 でも、その穏やかで暖かい日常は、悲しい過去が消えてなくなったわけではなく、その悲しさの上に成り立っているもの。だからこそ切なくて暖かいのかもしれない。

2022/01/15

ともくん

また、読むのが楽しみなシリーズ物を見つけてしまった。 江戸人情物って、良いですね。 今後も、追いかけていきたいシリーズです。

2021/01/23

おか

「深川澪通り木戸番小屋」シリーズを読了したのでこのシリーズに。高橋英樹、石橋蓮司、奥田瑛二、遠藤憲一ってドラマの俳優さんが脳内で動き回った(笑)原作のほうが映像より現実的かな。全部で11作の短編があるが どれもこれも好い❣先ず最初の『その夜の雪』ではわが娘の自害という極限の事件から始まる。その澱を抱え込んで生きていく父親の生き様を描く。北原亞以子さんの文章は男の優しさだけでなく、厳しさをもやすやすと描いていく。そして一遍一遍できちんとした結末が書かれているわけではない。結末は読み手自身に任せられている

2023/07/12

モトラッド

★★★☆読友さんのレビューがきっかけ。初、北原亞以子さん。コピーライター経験+女性ならではの、良く言えばシャープな視点と筆致。憎まれ口を書くと、創り込み過ぎで肩が凝る。藤沢先生の『三屋清左衛門残日録』に比べ、読み手にある種の緊張を強いる。それが癖になりそうな、良質の時代小説連作短篇集。『その夜の雪』★4、『律義者、春の出来事、腰痛の妙薬、片付け上手、座右の銘、饅頭の皮』各々★3、『似た者どうし』★3.5、『傷』★4、『早春の歌、似ている女』各々★3.5+(順不同)

2022/02/06

あすか

一人娘を亡くして数年、隠居の身となった元南町奉行所同心、森口慶次郎の周りにはなぜか日々、事が起こる・・・。シリーズの第一弾、読み始めました!すぐに慶次郎に感情移入してしまい、娘を亡くした悲しさ悔しさが込み上げてきました。重みのあるように見える慶次郎だが、心の中はくるくると動き、怒られそうだが可愛らしくも思える(笑)こんなお節介に事件を解決していく爺が主人公もなかなかいいね!

2020/11/12

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