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おひで―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

おひで―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

おひで―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

作家
北原亞以子
出版社
新潮社
発売日
2002-09-30
ISBN
9784101414164
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おひで―慶次郎縁側日記 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ちゃいろ子

表題は、佐七の淡い恋のようなものも描かれ切ない。 いつも憎まれ口ばかりの佐七だが、慶次郎のことをこんなにも大切に想っていたのだなぁとそこも切ない。 慶次郎と花ごろものお登勢も気になるなぁ。 豊国の息子ー歌川豊国の息子として期待されそれに答えることができなかった息子と、仏の慶次郎の養子として気を張っていた頃の晃之助。 偉大な父の名の下でもがき足掻いた2人だからこそ理解し合えるものがあるのだ。

2022/02/06

ろば

今回は佐七がいい味出してたな~♪ 七つぁんと慶次郎のやりとりがなんとも微笑ましい。 どとらも付かず離れずの関係なんだけど、相手を思いやる絆は切っても切れない男の友情を感じました。

2017/11/05

kazu@十五夜読書会

慶次郎縁側日記シリーズ第三弾。2013年3月12日75歳で亡くなられた作者北原 亞以子さんの追悼の意を表して、積読本から読んだ。表題作『おひで』切なく悲しい。巻末に児玉清さんとの対談があり貴重な一冊になった。

2013/03/21

Kira

何度目かの再読。シリーズ第三集。心にしみ入るような話を読みたいときには、慶次郎の縁側日記が一番しっくりくる。本書を買ったのは2008年。折にふれては愛読して15年以上になるのか。今回は、佐七の老いの淋しさにことさら共感できた。

2024/06/18

Kira

第三集。読むのは二回目。晃之助の活躍が増えていて、個人的にうれしい巻だった。巻末に故児玉清氏との対談がおさめられている。あらためて、お二人のご冥福を心からお祈りする。

2017/09/13

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