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白雨: 慶次郎縁側日記 (新潮文庫 き 13-17)

白雨: 慶次郎縁側日記 (新潮文庫 き 13-17)

白雨: 慶次郎縁側日記 (新潮文庫 き 13-17)

作家
北原亞以子
出版社
新潮社
発売日
2013-04-27
ISBN
9784101414270
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白雨: 慶次郎縁側日記 (新潮文庫 き 13-17) / 感想・レビュー

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ふう

慶次郎縁側日記シリーズの最後でしょうか。読んできたわたしも年をとりましたが、慶次郎も年をとりました。慶次郎の周りにいる人たちも。年をとって、少しだけ見えるものや感じるものが変わってきたのでしょうか、人恋しくなったり、昔を思い出したり、その昔の傷にけじめをつけようとしたり…。それにしても人生はままならないものですね。他人はもちろん親兄弟ともなかなか気持ちがうまく通わせられないし、自分の気持ちさえ思いどうりにならないし。だからこそいたわり合って暮らしていこうじゃないかと、慶次郎の声が聞こえてきそうです。

2013/09/18

かたばみの花

人の心は難しいですね。だから愛おしいし可愛い。優しい心が沁みます。もう次回作が無いかと思うと残念です。

2013/06/03

Kira

第十二集。二度も詐欺に引っかかって、有り金のほとんどをだまし取られる話「濁りなく」を興味深く読んだ。その詐欺の手口が現代的で、「~商法」にはこんなふうにだまされるのかと思った。お金を取り返してあげると言われて、さらにだまし取られる心境もわかった気がする。被害者は一人暮らしの年配者で、相談相手もいないところまで現代的だった。激しい夕立が佐七に思いがけない友をもたらす「白雨」もよかった。この巻には、剣戟も捕物出役もない捕物帳というシリーズの特色がよく出ているように思う。

2019/09/15

ゆ〜や

表題作の白雨を読んで、ちょっと寂しくなった。七っつあんは、折々に本当に自分のことを思ってくれる大切な人と出会うのに、ずっと一緒にいることが出来ない…出会えたことは幸運だけど、出会う前よりもっと寂しくなるような気がする。

2013/05/06

kmzwrs5781

いつ読んだって、慶次郎に会いたくなるから仕方ない。

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