乗合船 慶次郎縁側日記 (新潮文庫)
乗合船 慶次郎縁側日記 (新潮文庫) / 感想・レビュー
Kira
シリーズ最終巻。単行本既読。作者が逝去されてから9年あまり。その間に、このシリーズは本屋の棚から消えてしまった。仏の慶次郎の異色の捕物帳という特質があるのに、わずか10年ほどで世間から忘れられてしまったようで、つくづく残念に思う。
2022/06/26
kmzwrs5781
ラストだなんて寂しい。 今までも、これからも。 あの時代を語って欲しかった。教えて欲しかった。
2017/05/29
二人娘の父
シリーズ最終作。 最終話は著者死後の雑誌掲載とのこと。タイトルは「冥(くら)きより」。なんと深いあじわいか。 北原亞以子は江戸を書ききったのだろう。それが確認できた作品だった。
2017/10/19
鈴木正大
単行本で読んだが文庫版が出たので再読。絶筆となった本書も文章、人物描写共丁寧で美しい。慶次郎も晃乃助も寂しそうだ。
2017/07/19
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