星の王子さまのひと (新潮文庫 や 47-1)
星の王子さまのひと (新潮文庫 や 47-1) / 感想・レビュー
Gotoran
大空を愛し、行動的で、献身的で、勇敢で、夢想家、しかも喜怒哀楽に満ちて不器用に生き、生涯飛行機乗りたらんとし、最期は偵察飛行中、消息を絶った『「星の王子さま」の人、サン=テグジュペリ。日本での彼の研究の第一人者が、その生涯と作品の世界を詳細かつ克明に解説、その魅力を読み手に伝えてくれる。彼の生涯を辿りながら、著作(『南方郵便』から『城砦』まで)、更にはモーツアルト、ニーチェ、ベルグソン、テイヤール・ド・シャルダン、プルーストとの関係性への言及。実に興味深かった。今後は彼の作品の再読も。
2015/11/23
ともとも
『星の王子様』の著者、サン=テグジュペリの生涯を描いた物語。 思想や正義感を感じつつも、孤独を知り、自由に、そして仲間や女性を愛した。 変わり者といえば、そうなのかもしれませんが、それでも自分を押し通して 生きていく、そんな強さ、そして優しさをサン=テグジュペリ自身から 感じ取ることが出来ました。 そして、彼の生き方が彼の作品に反映されているのかもしれないと しみじみ思わされてしまいました。
2016/10/09
いちはじめ
サン=テグジュペリの評伝。「星の王子さま」しか読んだことがなかったが、他のも読んでみようかなと思わせる
2000/06/18
さつきんぐ
サン=テグジュペリを理解する上で史上最強の傑作本。
2022/09/13
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