帰宅の時代 (新潮文庫)
帰宅の時代 (新潮文庫) / 感想・レビュー
さきん
帰宅して家族との時間を大切にする、家族みんながそれぞれ料理できるようにする、お金の使い方など賛同できることが多かったが、個人主義の確立に関しては、いい意味での個人主義を確立していくことの困難さを想像すると、前途多難ではないかと思った。それよりは、コミュニティのよりを戻すことに力を入れた方が、日本人には合っているのではないかと思った。まあ、著者はインテリで高い教育を受け、教養があるので、他の人にもできると思っているのだろうけれども。
2018/12/17
雨巫女。
《私-図書館》リンボウさんが、国文学者とは、知りませんでした。
2010/09/28
とみやん📖
コロナ禍のGWは読書に埋没すると決めた。 とは言え固い内容の本は不向きだ。結果、積読のこの本に手が伸びた。 不景気の時代に会社人間から離れ、自立した個人主義を推奨されているが、2005年当時のこの主張は時代を先取りしていたように思う。終身雇用も崩壊した人生百年時代。自分の長所や能力によって立ち、自分らしく生きることが何よりも大切な時代に。家庭での会話の重要性、家族との関係性、買い物も一つの自己表現、センスオブプロポーション、個性を表現する本棚、自己錬磨。共感できること多々。居心地の良い家庭に改めて感謝。
2021/05/03
亮さん
清貧であれということでしょうか。身の丈にあったものであれ。飾らず自分のお金の範囲でやりなさいという。帰宅時代の題名は飲み会に付き合わず家に帰って飲んだり家族と語らいなさいということ。賛成ー!
2018/01/01
Sakura
久しぶりのリンボウ先生でしたが、年とって増々説教臭くなった?家族との時間を大切にしろだの、見栄を張ってブランド品に頼るのは愚かしいだの、野菜の皮も捨てずに食べろだの(笑)。これだけ自分のポリシーが確立しているっていうのも素晴らしい。反論あれば受けて立つでしょう、ね、リンボウ先生。
2016/05/06
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