闇夜の国から二人で舟を出す (新潮文庫)
闇夜の国から二人で舟を出す (新潮文庫) / 感想・レビュー
ぐうぐう
2005年に刊行された小池真理子のエッセイ集。身辺雑記もあるが、テーマを与えられて書いたエッセイのほうが、グッと来るものが多いような気がする。そこに小池真理子のプロフェッショナルを感じる。「作家というのは、作家にしかなれなかった人間のことを言うのだ、と私は思っている」とは小池の弁。『恋』誕生秘話を書いた「神が降りた」が興味深い。「(略)ミステリーから多大な糧を得たものの、その技術をマスターできたかと思った途端、私はいきなり、思ってもみなかった苦境に立たされた。(つづく)
2022/12/21
kaizen@名古屋de朝活読書会
中身を見ずに手に取った。随筆集だとは知らず,小説だと思って買いました。 なんどか飛ばし読みしているうちに、 小池真理子 と 藤田 宜永 が別姓結婚または事実婚であることを知りました。 小池 真理子 と 藤田 宜永 が2人とも直木賞を取っていたということを知りました。 何も知らなかった人間にとって、本書は小池真理子を読み直すのにとても役立ちました。 どんな本を読んでいたか,三島由紀夫をどう思っていたか、などなど。 世代が近いと感じるか、世代が遠いと感じるか,人それぞれ。 本としてくどいと思うか,繰
2012/09/09
アラレちゃん
小池真理子さんのエッセイは読みやすい。 夫婦で直木賞候補になり、小池真理子さんだけが受賞し、5年後に藤田さんが受賞するまでの話が、たいへん興味深く読んだ。
2011/11/14
みるて
図書館の本 読了
2010/11/09
アキココナツ
★★★★☆
2008/06/27
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