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全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

作家
松本修
出版社
新潮社
発売日
1996-11-29
ISBN
9784101441214
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全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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takaC

ずいぶん久しぶりの再読。東西で区別したら東の自分だが、結婚相手が西の人だったため以後言葉はもういろいろゴチャゴチャになってる。

2013/07/02

山口透析鉄

これ最初に読んだのは20代の頃で、単行本も図書館で借りたような記憶も。 ナイトスクープ特番のVHSも購入して見ました。コピーガードがされていたのを覚えています。 番組を見ていたのは初代局長時代です。この本の存在はしばらくしてから知り、アホ・バカに相当する日本語の多様性にびっくりしましたし、読み物としても純粋に非常に面白かったです。 TV番組制作者としてプロの松本修氏の思考方法等も大いに参考になりました。 この頃はまだTVも元気でした。 ナイトスクープ 、初代局長が交代したあたりから見なくなりました。

2023/11/14

読書ニスタ

福井敏雄さんが、じえんじえんみえましえーん、と悪天候の上空から叫んでる絵、みたことある気がする。辞世の句を読んでたらしい。あの百田くんが出て来たりと、時代を感じる。バブル前夜ってすごい牧歌的だったなあ。

2020/02/18

saga

書名とカバー絵に惹かれて購入。「探偵! ナイトスクープ」というTV番組を千葉に在住の自分は知らなかった。前半は番組制作の過程を中心に「アホ・バカ」分布をどうしたら視聴者に楽しんでもらえるかという熱い思いが伝わる筆致。そして後半は、一気に方言周圏論を中心にアカデミックな内容になっていく。それも視聴者を楽しませるがごとく、実に平易な書きぶりだ。それにしても言語学とは何と奥の深いものだろう。一つの言葉の語源を突き止めるには無数にある言語の同心円を辿らなくてはならないのだから。

2016/07/18

ドナルド@灯れ松明の火

何気なく手にしたが驚愕した。知的好奇心が刺激されまくりで、作者と一緒に知的探訪の旅に出てしまった。単純にバカとアホは東西の違いだと思っていたが。バカの方が古くアホが新しい、東北地方は京の古語が残っていて胸を張るべき、琉球の言葉も中国由来ではなくやはり京の古語だった。「方言周圏論」バカに限らず古語の地域分布は京を中心にした同心円上に見事に位置づけられていて目から鱗感動した。松本さんはTVプロデューサというより立派な研究者・学者であった。一緒に調査していた百田尚樹はこのTV局・番組で力を付けたのだろう。お薦め

2014/11/19

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