KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

デュアル・ライフ (新潮文庫 な 18-7)

デュアル・ライフ (新潮文庫 な 18-7)

デュアル・ライフ (新潮文庫 な 18-7)

作家
夏樹静子
出版社
新潮社
発売日
1998-02-01
ISBN
9784101443072
amazonで購入する

デュアル・ライフ (新潮文庫 な 18-7) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

シンシア

久しぶりに夏樹静子さんの本を読みました。男の身勝手さに辟易し、何度も途中でやめようと思いましたが、最後まで読んでみてそれでもスッキリはしませんでした。

2018/02/12

coco夏ko10角

時津はがんの疑いをきっかけに過去を振り返り昔裏切った恋人を探して会いにいくが…。今も昔もクズ男の二重生活。このまま時津のいいとこどりな生活が続いていくのかと思いきや、色々起こりどういうラストになるのかと最後の方は。夏樹静子さんってこういうのも書くんだなぁと思った一冊。

2022/02/12

バーベナ

若いころぼろ布のように捨てた女性は元気だろうか、彼女ともう一度『恋』をしたい。でも家庭は捨てずに・・・。悪知恵を絞り二重生活を続けようとする主人公。あまりに虫の良すぎる展開だけれど、そうは問屋が卸さない・・・はず。でも、こんな男性は現実にいるような気がする。

2012/06/01

tatsuya izumihara

引き込まれるように読んだ。時津に膵臓の疑いがあり、自分の人生を振り返った時、過去の不義理を償おうとするところからはじまる。時津は人の気持ちを考えているようで自分のことしか考えられない人間であった。家族、会社、過去の彼女とその家族、全てに対して自分本位であったと思う。「不義理なことを行うと自分も相手も苦しむ」「死は突然訪れる」「人の気持ちや周りの事実は自分の思いもよらぬことが結構ある」と感じた。時津は全てを失って気がついたのだろうか。

2020/09/24

amane

最初から、なんて身勝手な男。きっとどこかで罰が下ると思っていたら、やっぱり。 このラストなら納得です笑

2016/08/14

感想・レビューをもっと見る