泡亭の一夜 (新潮文庫 あ 23-9)
泡亭の一夜 (新潮文庫 あ 23-9) / 感想・レビュー
悠々自適
落語は笑点しか見たことがない自分でも十分楽しめた 個人的には「力石」の話が好き 面白かった
2020/01/17
お笑いループシュート
神田の生まれで落語にも造詣が深い泡坂さんの落語集。 文章の端端に漂う江戸の香りが読んでいて気持ちが良いです。
2019/09/05
ねこ丸
いつでもどこでも自分一人で楽しめる寄席。創作落語あり、エッセイあり、そして泡坂さんと言えばの奇術あり。文字を目で追いながら、頭の中では噺家さんが語っている様子が浮かんでくる。またふらりと寄り(読み)たくなる、そんな本。 あ、表紙の模様が紗綾形だ。
2015/07/09
やらい
泡坂妻夫の落語集。古典落語風味のものから新作落語、さらには奇術まで。まさか紙面で奇術をやるとは・・・さすがマジシャンの顔も持つ作者ならではの技です。そして、人情噺は古典落語の人情噺と同じく、最後はこれで良かったのだろうかというわだかまりが少し残るような後味。完結する小説ではなく、小説が終わったあともこれからどうなるのだろうかと、聞いた(読んだ)側が自由に思い描くことができるような、そんな展開。楽しい1冊だった。
2013/01/23
朱音
作家でありマジシャンでありまた紋章上絵師でもある作者の、また違った一面をうかがわせる一冊。「泡亭」の言葉が示すように、この本は「新作落語」と、エッセイの本。ちゃんとした良い落語って読んでも楽しいなぁ。…実際に演じられるのならこんな感じかなあ?って考えながら読んだ。
2002/12/24
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