鬼九郎孤月剣 (新潮文庫 た 55-4)
鬼九郎孤月剣 (新潮文庫 た 55-4) / 感想・レビュー
goro@80.7
十兵衛を始め鬼九郎を慕う者たちは一路、京の都へ。刺客として差し向わされたのは風魔一族。十兵衛の首を狙う柳生を追われた恒志郎も風魔に加担し京への道は血に染まる。又右エ門と青柳元七の死闘に息を飲み、九郎が辿り着いた非情剣。辿り着いた先に待ち受けたものとは。鬼九郎最終章は剣に生きる者の到達した境地とは何か一つの答えがある。これだからチャンバラ娯楽小説は面白い!またいつか九郎たちに逢いたい。
2017/05/16
TheWho
架空のヒーロー舫鬼九郎を主人公に、幡随院長兵衛、唐犬権兵衛、天竺徳兵衛、柳生十兵衛、左甚五郎、天海僧正、等など実在の歴史上の人物が絡む痛快時代活劇「「舫鬼九郎シリーズ 」第4弾のシリーズ最終巻。今回は、舫鬼九郎の因縁を断ち切る為にオールキャストで京への旅が始まる。そこに元北条忍軍の風魔一族が襲いかかり壮絶な戦いが繰り広げられる。そして京都では、100名を超える大激闘へと展開していく。とにかく大バトル満載の疾風の様な展開が映画を見ている様であった。痛快なシリーズを楽しめた作品でした。
2017/02/16
ジーク
剣豪たちが総出演ということで、読みごたえは満点。対面が叶うまでの道のりはあまりにも長かった。
2013/10/21
バッタ
序盤からスピードが速いと思ったら、シリーズものでした。ただ、基本がチャンバラ劇なので、あまりに気になりませんでした。設定詳細は兎も角、昔テレビでやっていた時代劇みたいな展開で、終盤は少しトーンダウンした感はありますが、かなりスカっとした気分になれました。面白かったです。
2014/06/20
みろ
敵か味方か?!何度も出てくる不思議?しかし、案して読んでいられたのは、ほかにも鬼九郎を読んでるから。無!できん状態だ。小心者だからね私。
2017/07/28
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