本の雑誌血風録 (新潮文庫)
本の雑誌血風録 (新潮文庫) / 感想・レビュー
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
今はすっかり有名になった「本の雑誌」も創世期はこんなドタバタ、ホノボノだったのですね~。本当に「本が好きで好きでたまらない!」という人たちの手作り雑誌だったということがよ〜くわかります。それにしても、若かりし頃のシーナさん達のバイタリティはほんとに凄い。バイトというかほとんどボランティア頼りの人海戦術。もうこんな本作り何てできないのでしょうね。今は立派な作家となった群よう子さんもこんなところでバイトしていたのですか、なんて楽しみもあります。本好きにはたまらない一冊。★★★★
舞
やっと読了。長かった。無駄に長い! くだりが長い。ギャンブルの話とかマジどーでもええ! いちいち長い!しかも、テキトー感ハンパない笑 いやー3部4部は飛ばし読みだったなぁ。 遊び半分の雑誌が、読者が増えて、会社になる課程なんだけれども、いやーそこいらないしっていうくだりが、多々ある感じ。いやーどうでもいい感じが満々。暇つぶしにはいいかもねー。
2018/11/22
たか
今や名の売れた雑誌になったが、元はと言えば、椎名誠、目黒考二、沢野ひとし、木村晋介の4人によって設立された小さな出版社であった。 本書は椎名誠の自伝的青春小説の第四弾で、椎名をとりまく友人たちが、実に怪しげで魅力的に描かれる。そのはちゃめちゃぶりが実に面白い! この頃は、世の中に元気や勢いがある時代だった。B評価
2018/02/08
いちろく
「本の雑誌」誕生前から始まる実録。読み始めてから5年未満の私には知らない事ばかりで、面白かったです。著名人が描く同人誌のような印象や、他の書評系や本紹介系の雑誌と比較しても、マニアックでフリーダムだな、と本の雑誌に抱いていた疑問が氷解しました。ちなみに、私が今の連載の中で一番好きなコーナーは、平松洋子さんの「そばですよ」。書評系雑誌で立ち食いそばの紹介?と思ったけれど、今では一番の楽しみです。
2016/05/29
ロマンチッカーnao
いやぁ。。面白かった(^^♪最高に元気になる一冊でした『本の雑誌』本好きなら読んだことなくても知ってるなぁ。。って感じの雑誌。その本の雑誌がいかにして生まれたか・・目黒さんという本好きが本を読みたいからという理由で3日で会社を退職。そして読んだ本の感想をレポートにして、友人の椎名誠に渡していた。それがおもしろくて、レポートを読みたい人が増え、やがて、ミニコミ誌とり、さらに読者が増え、正式な雑誌となる。この雑誌の創成期に集まった人たちがすごすぎる。。椎名誠、目黒孝二、沢ひろし、群ようこ、本多健二他・・
2015/10/19
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