殺したい蕎麦屋 (新潮文庫)
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殺したい蕎麦屋 (新潮文庫) / 感想・レビュー
kinkin
タイトルが面白い。タイトルのエッセイ、蕎麦というのは確かに異様に高いところがあったりする、高いだけならいいがとんでもなくまずかったり量も少なかったりするので納得。冒頭のいままで飼ってきた犬のことやクルマのことも面白かった。どれも短いエッセイなので気楽に読める。外出自粛の今、力を抜いて布団の中で読むのにぴったりの本だった。図書館本
2020/05/01
へくとぱすかる
解説の茂木さんは、椎名作品のもつ批評性について述べているし、この本のエッセイにも、その独特の視線のおもしろさを十分に感じることができる。しかし私はやはり、焚き火をめぐる多くの「バカ話」や失敗談のおもしろさの方が好きだ。要するに私は心から屈託のない笑いが欲しいのだろう。オジサンたちの、いい年して何をやっているんだろうね、という種類の笑い、別の本のタイトルにもなっている、「からえばり」にとても共感する。それは私にできないことを、成りかわってやってくれることへの感謝かもしれない。
2019/02/01
ドナルド@灯れ松明の火
物騒なタイトルだが、表題エッセイには激しく同意。こういう店あるよなぁ。冒頭の犬に関わるエッセイはしんみりしてしまった。今作は自動車関連のエッセイが多かった。いつもの椎名節よりは、はっきりと意見が書かれているように思えた。お薦め
2016/08/31
時代
なんと衝撃的なタイトルだこと!まぁ中身はいつものバーローな話なんだけどね。交通標語の件がクスリと良かったな。犬の件はシーナさんにしか書けない愛情を感じたなぁ。茂木健一郎の解説は小難しくて、それこそシーナさんにバーローとか言われちゃいそうでヒヤヒヤしたのであります◎
2017/05/09
ノニコニ
いろんな所に書き散らかした文章をまとめたエッセイ集、椎名誠の本を読むのが25年ぶりだったので懐かしいワードがいっぱいで楽しかった。カヌー犬ガクだったり国分寺書店だったり、ビールやキャンプ。難しくないし楽しく読めた。
2022/10/02
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