クマグスのミナカテラ (新潮文庫 う 9-3)
クマグスのミナカテラ (新潮文庫 う 9-3) / 感想・レビュー
みーなんきー
南方熊楠の本は過去にも数冊読んでいたが、それ以外に、当時交流のあった陸奥宗光や正岡子規、高橋是清などの人物が生きた人間として登場してくるので、教科書で名前のみ知っていた人の人柄や、他人との付き合い方などもわかる。それにより、歴史が現在へタイムスリップしてくる感じが良い。熊楠の豪快さだけは、いつどこでも健在である。
2018/12/17
takeapple
積読20年にして読了。熊楠の予備門時代を中心に、同級生だった北村透谷や山田美妙、尾崎紅葉らとの青春時代を描く。アメリカ編で終わっているのが残念だけれど、編集担当との喧嘩じゃ仕方ないか。闘う南方熊楠に繋がる内容かなあ、明治期を描いた坊ちゃんの時代も読みたくなった。今年は明治維新150年だそうだが、明治の影の部分もしっかり捉えていきたい。
2018/02/11
Yoko Yamaguchi
南方熊楠の青春時代を描いた伝記的漫画…だけど未完!なぜ未完かと言えば、作画担当の内田春菊さんが担当とケンカしたかららしい。本人はエッセイやられ女の言い分に詳しく書いてある、としか描いてないけど。ていうかさー、ほっぽり出される読者は迷惑。せっかく面白くなりかけてたのに。完成させていたら彼女のもう一面を開く代表作となっただろうに。今まで決めかねていた内田春菊さんの評価が下がった一冊。
2014/11/23
うえ
熊楠のアメリカ時代まで。続きは水木しげる「猫楠」で!
2013/09/06
いくっち@読書リハビリ中
クマグスのミナカテラ発見までたどり着かずに終わっている非常に残念な未完成コミック。未完なのに書籍化しちゃうのもどうかと。
2017/02/04
感想・レビューをもっと見る