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いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫)

いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫)

いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫)

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2010-11-29
ISBN
9784101461274
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いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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うりぼう

「いっちばん」は、吉本新喜劇のお決まりのドタバタで始まり、「いっぷく」でなぜか気になり、夢中で読んでたら電車を乗り過ごす「お~、ここで冬吉か!」と納得。兄弟愛は、松竹新喜劇。「天狗の使い魔」は、フレンドパーク、有頂天家族のきつね版。天狗も人恋しくなると弱いもの。「餡子は甘いか」ならスチュワーデス物語、いい加減、味見してから他人に試食してもらったらと思うのは、私だけ?人の幸せは、好きで続けられるものがあること。「ひなのちよがみ」は竹取物語。男には勝負すべきときがある。足が突然、痛んだら鳴家と生意気に要注意。

2010/12/09

小梅

冬吉と再会できて嬉しくってウルウルしちゃいました。天狗も良かった(#^.^#)

2015/01/20

文庫フリーク@灯れ松明の火

『ちんぷんかん』の乃勢屋冬吉や『ねこのばば』花かんざしの《ぬりかべ》お雛ちゃん登場も嬉しいが、やはり (ち、く、しょう・・・)と泣く栄吉と、泣かせるままで無言を通す若だんなが、、、いいなぁ。なまじ声を発したり、安易に体に触れてはいけない時って実際有りますし。共に泣くこともできただろうに、あえて無言・ノーアクションの若だんなに成長を感じます。もちろん栄吉にも。それは著者・畠中さんの成長でもあるわけで。巻末・高橋留美子さんとの〔相思相愛対談〕美味しく頂きました。『人魚の森』なつかしや。

2010/12/04

i-miya

(カバー裏) 兄の松之助、長崎屋を出て所帯をもつ。親友の栄吉は修業。贈り物探しするアヤカシたち。お雛を巡る恋の鞘当て。大天狗との知恵比べ。シリーズ第7弾、成長たくましい一太郎。(畠中恵) 1959、高知生まれ。(高橋瑠美子) 国民的人気漫画家。1957、新潟生まれ。1978、『勝手なやつら』(文庫化記念相思相愛対談)◎しゃばけシリーズとの出会い。「兄の勧め」都築道夫先生に文章を習う。時代物は割りと読んでいた。「画図百鬼夜行」鳴屋(やなり)も日本の伝統的妖怪である。

2011/06/09

財布にジャック

どの話も、期待以上でも以下でもなく、安定した作品でした。表題作の「いっちばん」は妖たち総出演で若だんなに対する愛情いっぱいで、ほっこりしました。「餡子は甘いか」の栄吉さんは、本当に応援したくなっちゃうキャラで、今後も栄吉さんのお話がもっともっと読みたいです。巻末の「高橋留美子×畠中恵対談」を読むと畠中さんは苦労されてここまでこられたので、しゃばけシリーズが末永く続くことを1ファンとして祈りたいなぁと思いました。

2010/12/05

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