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やなりいなり しゃばけシリーズ 10 (新潮文庫)

やなりいなり しゃばけシリーズ 10 (新潮文庫)

やなりいなり しゃばけシリーズ 10 (新潮文庫)

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2013-11-28
ISBN
9784101461304
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やなりいなり しゃばけシリーズ 10 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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とも

シリーズ十作め。 ずっと積ん読してたようでシリーズをどこまで読んだか曖昧ですが…。 今回は料理をテーマにした短編集で冒頭に関連深い料理のレシピも付いてます。 このシリーズならではのレシピなのだけど鳴家は60まで数えることが出来るのかな…と心配になったり。絶対途中で飽きたり邪魔しあって自滅しそうなんだけどな…でも食べ物のことならちゃんとやるかな? 物語の方は相変わらずのドタバタで楽しく読めました。 たくさんの妖に紛れて離れに顔を出してみたいです。

2017/10/25

小梅

しゃばけシリーズ10作目。今回は冒頭に料理のレシピ付き。鳴家五匹が、順番に六十数える間(五分)とか、可愛い(♡ˊ艸ˋ)♬*

2015/10/29

ぶち

畠中さんが今回も読者を楽しませてくれるアイデアを繰り出してきました。各短編のお話に料理が登場し、そのレシピが各編の冒頭に載っているのです。家鳴3匹がそれぞれゆっくり60数えることで茹で時間3分とするなど、レシピを読むのも楽しいのです。また、前作の『ゆんでみて』で一太郎が間違って馬手(みて)に進んでしまったときに会った上方のお嬢様が、今作の短編にもお嫁さん候補として(名前だけですが)登場してくるんです。前作での経緯を読んでいる身としてはニンマリしてしまいます。やなりいなり、作ってみたくなりました。

2022/01/01

のっち♬

江戸料理に関する食の知識がコンセプトの形となって結実した5篇。『序』の部分にレシピ付き、現代向けアレンジも出来そう。こうなると鳴家は大活躍、表題作や『長崎屋のたまご』(空絡みの情景描写が入念)で落書きする様に遊び心が横溢。毎回屋内が起点になるのでいかに一太郎を動かさずに話を盛り上げるか殊更腐心した様子。『からかみなり』では推理合戦で話の二重構造を追求、毎度何気なくやる手法だが意識的にやり過ぎ。料理は甘くとも後味がほろ苦いのが『こいしくて』『あましょう』。設定のせいもあるがモチーフや題材のマンネリが目立つ。

2023/10/22

かずよ

今年始めの読書はしゃばけシリーズ10作目、短編集!若だんなは相変わらず体が弱いのね!(苦笑)最後は少し切なく悲しいお話でした!

2014/01/07

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