アコギなのかリッパなのか (新潮文庫)
アコギなのかリッパなのか (新潮文庫) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
新潮百冊】現代の推理小説。案件5つ。主人公佐倉聖21歳が、「風神雷神会」会長元国会議員大堂剛の事務所「アキラ」で何でも屋的雑用・難題解決。いろいろな家族の話題が骨子にある。登場人物のしなやかさは、畠中恵の理想像なのだろうか。案件の3で、メールでのやりとりは、受取手が雇い主の妻であるところは見抜けなかった。してやられた。
2014/07/12
takaC
この話は畠中恵にしか書けない感じで好み。ただ聖はこの本の表紙の画よりも単行本に描かれてる方がイメージ合ってると思う。
2014/08/15
むらKみ
「しゃばげ」に続き、畠中恵作品です。佐倉聖は意地をはらずに、事務員に就職すればいいのにね。事件簿と言っても、本格ミステリとは違うので、サッと読み進められます。議員事務所や日々おこる事件(トラブル)、実際にあるんだろうなって感じました。聖は、聡明で頭の回転も速い。元不良を前面に出している言葉遣いは、ちょっと勘弁してほしいな...。畠中さんの作品、今年は読みますよ。
2013/03/07
punyupunyu
著者には珍しい現代ものです。短編連作。政治家秘書ではなく、事務員が主人公で、要領よく汚れ仕事をこなしていきます。ちょっとした謎解きがありますが、わかりやすく軽い感じで、なんだかテレビドラマを見ているような感じ。
2014/10/27
ゴンゾウ@新潮部
しゃばけシリーズの畠中恵さんのユーモア・ミステリー小説。引退した大物政治家の個人事務所で働く大学生事務員佐倉聖が活躍する。大物政治家大堂のもとに来る相談事を鮮やかに解決する聖。現代版しゃばけシリーズ。
2016/07/12
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