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わからなくなってきました (新潮文庫)

わからなくなってきました (新潮文庫)

わからなくなってきました (新潮文庫)

作家
宮沢章夫
出版社
新潮社
発売日
1999-12-27
ISBN
9784101463223
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わからなくなってきました (新潮文庫) / 感想・レビュー

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*すずらん*

いやはや わからなくなってきました。この世の中の些事が、そして宮沢章夫という人が。本当にこの人の着眼点は面白い。そしてそこからのホップ・ステップ・ジャンプ方式には脱帽です。どこに着地するかなんてわかりません。いや 跳んだままです。宮沢さんの日常は、ポップでカラフルなんだと思います。何よりもこの方は、根っからの本好き!知識に貪欲で、疑問を持ったら何でも調べる。関連書をとことん読む。毎日を100%愉しんで生きている人です。何だか少年のよう…って、惚れ惚れしている私に、私は何だかわからなくなってきました(笑)

2013/12/01

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

日常にあるモノ、言葉、現象など、著者の宮沢章夫さんの独特の感性に引っかかったことを題材に、今いる地点から、ホップステップジャンプ方式でどこか別のところへ連れて行かれるエッセイ集。ニヤニヤしてしまうおそれあり。外読み危険本。

2016/08/11

メタボン

☆☆☆☆ 大好きな宮沢章夫の脱力系エッセイを再読。やはり破壊力がある。東京の坂道、確認しない人、こんなにとれました、つぶれる、人を不安にさせるスピード、だめになってゆく、都市の闇、盛岡といい人、ピースが特に面白かった。と、各題だけ並べても宮沢章夫的ワールドがにじみでてくる。

2017/05/15

saga

【古書】読メお気に入りの方が教えてくれた。タイトルに惹かれ本書を探したが、古書の取扱いしかなかった。何と脱力系のエッセイだろう。そして、第1章では一回の連載に脈絡のなさそうな三つのテーマで惜しげも無く書く斬新さ。タイトル以外に「だめになっていく」も好きだ。時に哲学的な内容が良い。<大人=子ども>の論は目から鱗だった。

2013/11/09

阿部義彦

過去に単行本で読んだけどBOOK・OFFで文庫を見つけたので軽く再読。どうやったらこんな文章が書けるのか、狙わないで筆に任せて一筆書きのように行って最後には投げ捨てる技は他には真似が出来ません。笑える人とはお友達になれます。

2017/03/17

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