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陽炎の旗 (新潮文庫)

陽炎の旗 (新潮文庫)

陽炎の旗 (新潮文庫)

作家
北方謙三
出版社
新潮社
発売日
1995-08-30
ISBN
9784101464077
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陽炎の旗 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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はらぺこ

『武王の門』の続編って事で期待したがチョット肩透かし。多分、読書中はハラハラしてたんやと思うけど、結果として月王丸の力が凄すぎて呆気なかった気がする。菊池や征政府は作中で現状を少し触れられるだけで登場は無いのも寂しかった。 来海頼冬の部分だけに絞れば、昔のテレビ時代劇みたいで好き。

2011/03/24

金吾

頼冬、竜王丸は架空の人だと思えますが、なかなか魅力的に感じました。前半はやや長く感じましたが、海戦は面白かったです。

2024/03/20

懐良親王を描いた「武王の門」の続編。孫の竜王丸も足利頼冬もみんな作者オリジナル。かっこいい。とにかくかっこいい。次はどんなかっこいいこと書いてやろうかと思って北方謙三さんは生きているんだろうか。少しうらやましくなった。

2018/02/27

Mzo

『武王の門』の続編。と言いつつも、あまり覚えてないんだけど。北方謙三の作品としては志の書き方が弱めで、読んでて熱くなれる感じではなかったかな。それでも、戦闘シーンや立合いシーンの迫力は流石で、結果的にはそれなりに満足。『破軍の星』や『武王の門』等の北方南北朝ものを読み返したくなりました。

2016/07/15

TheWho

南北朝時代の征西将軍宮として九州における全盛期を築いた南北朝最後の英雄懐良親王の一代記「武王の門」の顛末から続き架空の人物を主人公として足利義満の時代に南北朝合一に至る迄の物語。足利尊氏の孫である架空の主人公を軸に、懐良親王の息子と孫、そして九州探題今川了俊の弟が絡み合いながら足利義満の思惑を打ち砕き南北朝統一に至る歴史の内枠を大胆に描ききっている。そしていま一地味な南北朝統一時代を架空の人物を登場させる事により壮大な物語に出来上がっている。北方太平記真骨頂な面白い一冊です。

2014/11/02

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