林蔵の貌 (新潮文庫 き 10-11)
林蔵の貌 (新潮文庫 き 10-11) / 感想・レビュー
カツ
初北方作品。ほぼ会話文で話が進むのでサクサクと読み易かった。林蔵はクールでストイックでハードボイルドの主人公の様でなかなかかっこ良い。話が間延びした感があるが、それが大河小説なんだろうな。北方の地図を付けてもらえばもっと分かり易かったのに残念。。
2019/06/11
blue-brass
今は上下2巻だが手元のものは厚さ3cmの841頁(含解説)。読み切るには忍耐だった。まず冒頭に登場する「野比」なる人物がずーっとハテナ。帯を見たら「謎の武士」とあって、作品への忖度かミスリードじゃないのかそれ。その「野比」をP168ではいきなり「秀磨」を主語としてくるから読者はここで「あんた誰?」状態になる。煙に巻くのも大概にしてよ、とマイナスなことを書いてしまったのは北方謙三を初めて読むからか。自分の読み方に問題があるからだろうけど。奇妙なタイトル「林蔵の貌」の意味は700ページを過ぎた辺りで分かる。
2024/07/26
sasa✾
★★★
2017/03/03
かずお
人間関係の説明が少なくて、あまり入り込めなかったかな。
2015/07/24
Sato
著者の書く歴史もの、史実をいろいろな解釈で捉えて脚色したものばかりを読んでます。熱い漢(おとこ)が沢山出てきて好きなのですが、読む順番を間違えたみたいで、楊令伝を読みきってから読むと時代と国は違うがおんなじに感じてしまった。
2014/04/30
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