アメリカの編集者たち (新潮文庫 と 5-1)
アメリカの編集者たち (新潮文庫 と 5-1) / 感想・レビュー
harass
アメリカの小説を多く読んでいると掲載された雑誌の名前をよく見る。この本はそういう雑誌の創立者や名編集者といわれる人たちをピックアップしたエッセイだ。さすがに自分はアメリカの雑誌は名前を知ってるぐらいでピンとこない。とはいえ一流の編集者たちは個性的で魅力にあふれる。無名時代の作家のデビュー作を掘り当てたとか逆に断ったとかのエピソードも多く載っているのだが著者は作家のことより雑誌の話に焦点を当てている。それでもスタインベック、ヘミングウェイ、スタイロン、フォークナー、ジョイスなどの話は興味深いものだった。
2015/01/12
Mana
この間見た映画「編集者パーキンズ」のパンフレットに出てきて面白そうだったので、図書館で借りて読んでみた。一人あたり15頁前後で、16人の編集者と雑誌を紹介してる。まあまあ面白かったけど、やっぱりパーキンズが一番面白かった。もともとアメリカの雑誌の予備知識がたいしてないから、途中からなんか混ざってきちゃってイマイチだった。もともと「青春と読書」という雑誌の連載だったみたいだけど、こうして一冊で読むより月一くらいで読んでく方が向いてる。
2016/11/30
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