樹縛 (新潮文庫 な 34-2)
樹縛 (新潮文庫 な 34-2) / 感想・レビュー
ミカママ
「そういえば永井さんは理系作家さんであったなぁ」と思いを馳せつつ。かなり初期のミステリーのようで目の付け所は素晴らしいのに、少々迷走してしまった印象。(せっかくの専門を活かして)シックハウスで行くなら、不倫の話しは不要だったような。あまりに専門的な遺伝子やらのエピソードは飛ばしながらも、560ページの長丁場を読み終えた。
2021/10/09
2Tone
杉材(材木)に関するミステリー。永井するみさんのミステリーは、設定や展開を含めて読みやすく、少しぐらい厚い本でも、安心して読めます。今回の木を題材にしたミステリーも、2つの出来事がどう繋がってくるのか?また、専門的な知識がなくても読めるし、人間関係の展開も好きな作家です。
2015/05/28
つきみ
女性作家にしては硬派なテーマのミステリーと思いながら読み進め、ラストでちょっとがっくり…真相に行きつくまでの過程は楽しめたので、それなりに満足感はありますが。八田の妻が纏うねっとり感は永井さんならでは、です。
2014/03/20
James Hayashi
(故)永井するみ作。シックハウス症候群、林業などをテーマにしたミステリー。軽いミステリーの感じだが、引っ張りに引っ張りこれで560ページ。長いわりに面白みも読み応えもなく個人的には低評価。この作者、初読みだけど他の作品はどうなのだろう。15年以上前に新人賞をとったらしいが....
2013/07/02
ドラコ
久しぶりに一気読みできした!
2016/11/26
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