スカーレット・スターの耀奈 (新潮文庫 か 18-8)
スカーレット・スターの耀奈 (新潮文庫 か 18-8) / 感想・レビュー
あぶらや
SFの衣を着た4編の愛の物語。3話までは切ない愛の形を描いているが4話目は恋愛の行き着く先は、と言う悟りだ。4話目のみ真のパッピーエンドになっており、幸せな気持ちで読み終える車が出来た。
2017/10/26
た〜
特異な性質を持った惑星を舞台とする数奇な運命の女性とその恋人のラヴストーリーのオムニバス。いずれもラストは良いのだけれどそこに至るまでがやや退屈。
2016/02/27
宇宙猫
タイトルに名前があがる女の子との恋愛短編SF。出てくるカップルみんな良い子、素直で微笑ましい。一番最後のキュービック・スターが一番哲学的だった。死者とのつながりにこの作者は何か強い想いを持っているのかな
2015/07/13
うれしの
この本もそうだけど、新潮文庫は絶版とか品切のカジシン本が多すぎやろ。「OKAGE」とか「精霊探偵」とか「あねのねちゃん」とか、面白いのに書店から完全に消えとうよね。
2015/05/24
レイ
梶尾氏の文章には、時々物足りなさや舌足らずさを感じる。それでも読みたくなるのは、「ワン・アイディア」の直球SFだから。それは初めて「地球はプレイン・ヨーグルト」を読んだ時から変わらない。本書で気に入ったのは「ドリーム・スターの亜眠」。読んでいるうちに、SECRET GARDENの「SONG FROM A SECRET GARDEN」という曲を思い出し、余計にしんみりしてしまった。
2010/03/31
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