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こちら、郵政省特別配達課(2) (新潮文庫nex)

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作家
小川一水
平沢下戸
出版社
新潮社
発売日
2014-10-28
ISBN
9784101800189
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こちら、郵政省特別配達課(2) (新潮文庫nex) / 感想・レビュー

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おかむー

前巻の(1)はいい意味でのノリと勢いのなりふり構わない配達が爽快感になっていたけれど、政治や特配の意義が絡んできて大きく減速。『もっとがんばりましょう』。ハラハラする豪快かつギリギリの配達はもちろんあるのだけれど、全体の流れに爽快感がなさすぎて前巻との落差が大きすぎることが残念。この(2)で掘り下げられると思っていた登場人物も新規の人物も、前巻で取り上げられた以上の深みは見られずなんだか顔が浮かばないなぁ。結末の「みんなちょっとづつ折れて手打ちにした」感触は現実的とも言えるが…結局中途半端な印象は否めない

2014/12/28

ぽんすけ

「特配課」第二巻。前巻があまりにもハチャメチャだったせいか、二巻は随分と落ち着いた印象。それでも日本一の走り屋チームと峠のバトルなんかしてますが。注)カウンタックはあくまで郵便車両ですw二巻のメインは日本全国の物流システムに大革命を起こすG-NETの存在。特配の皆には悪いけど私はこのシステム本当に実現されたらすごい革新だろうなと思った。水無川長官はやり方が強引だと作中で述べられてたけど嫌いじゃない。でも美鳥の言う心を届ける郵便ってのも、理想論だけどとても素敵だと思う。二人一緒に配達業務に汗を流す日も近い

2021/03/02

のいじぃ

読了。頭文字Dをそのまま文章にしたような不親切なスタートを切られ、眉間に皺が寄りました。方向性が変わった今作では、ご都合主義のメーターも振り切り、酷い力技で最後まで突っ走っています。両者の主張も極端ですし、妥協までの持って行き方に、やはりどこかの特車二課が重なりました。寄せ集めの登場人物達も中途半端で、広げた風呂敷を大雑把にまとめ上げた印象。班長の言動も前作より好感が持てませんでした。最後の短編は歳月を経て震災絡みの物語。当時を重ねると胸が痛み、苦しいのですが、作品としては何も思うものがありませんでした。

2015/08/02

さくさくと♪んでも、政治に雪山登山(-_-;)不思議な展開になってました。京都の住所って難しいのね、ってか、分かる方には分かりやすいのよね。

2015/10/07

miroku

ツッコミ所は満載なのだが、野暮は言いません♪面白ければ全て良し!

2016/10/20

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