小暮写眞館I (新潮文庫nex)
小暮写眞館I (新潮文庫nex) / 感想・レビュー
扉のこちら側
2017年145冊め。どうやら単行本の1冊全4章を文庫では4冊にするらしい出版社の罠である。古い商店街の、今は閉店した写真館に住むことになった少年が、写真にまつわる謎を解いていく。まずはこの1巻、心霊写真から始まるのだが物理的なトリックを解明するのではなく、人の心の澱を溶かすのが主目的。4巻まで手元に置いているのでゆっくり読んでいく予定。
2017/02/12
なお
★★★☆☆ 引っ越してきた家は元写真館。1枚の写真が持ち込まれたことから、写真に秘められた謎を解くためのバタバタ劇が始まる。読みやすいが、最後はなんとなく消化不良。2巻への伏線のような気がする。
2017/01/03
s-kozy
築33年、木造二階建て。寂れた商店街にひっそり佇む「小暮写眞館」。宮部みゆき作品なので当然、読んでみたかった訳です。図書館でⅠとⅡを見かけ当たり前のように手に取りました。読み始めて「この流れで2巻で完結するのかな?」と調べたら新潮文庫nex版は4分冊なんですね。この巻での謎、心霊写真のような写真の話はとりあえず解決しました。しかし、本巻はネタ振り、花菱家の風子ちゃん問題・心霊現象に極端な反応を見せるミス垣本問題・小暮のじいちゃんの幽霊は出るのか問題などが提示されております。上下巻の方が読み応えあったかな?
2017/10/16
つるちゃん0719
宮部みゆきさんの大好きな作品が各章別に文庫化されており、一気読み出来ない作品ですが、初読みの方には是非とも続刊も読んでほしい作品です。
2017/01/08
Kurara
★4 古い小暮写真館に引っ越ししてきた花菱家。高校生の英一が写真館を訪ねてきた女子高生から手渡された”心霊写真”から話が始まる。なんとなくダラダラって感じで始まったけれど、Ⅰを読み終えるころにははまっていました。引き続きⅡも読みます。「LINE文庫」【20.7】
2020/01/16
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