小暮写眞館IV: 鉄路の春 (新潮文庫nex)
小暮写眞館IV: 鉄路の春 (新潮文庫nex) / 感想・レビュー
扉のこちら側
2017年168冊め。いよいよ花菱家についてとミス垣本について。家族だから譲れないこともあり、わかってほしいこともある。それが叶わなかった時、残念ながら距離を置くしかない家庭もある。側にいられずに去らなければいけないこともあるだろうが、いつかの再会を願ってしまう。『ソロモンの偽証』の少年少女とはまた違った高校生たちが魅力的だった。
2017/02/19
s-kozy
最後まで読んでよかったぁ。前半と後半でこれほど様相が異なる小説も珍しいのではないか。時代に翻弄された浜田写眞館から小暮写眞館への話、垣本順子が受けた傷、花菱家の面々が受けた傷、時間はかかっても受け止めて前に進む。それが過去を過程ではなく、歴史にしていく。途中で挫折しそうな方は、どうか最後まで読んでみてください。
2017/10/20
つるちゃん0719
最後、花菱家の過去とそしてミス垣本の過去。ふたりが出会えて本当に良かったと思います。良かったです。
2017/02/25
かいちゃん
なんだよ、Ⅰ巻でのイマイチ感が、Ⅱ巻になっておもしろくなり、最終Ⅳ巻では、もう泣けるし、すっきりするし、いいの読んだ感になってるじゃねーかよ。
2019/06/26
ばんだねいっぺい
そうか、そう来るのかという店じまいだったけども、いいものを読ませてもらったなという感慨でひとしお。走り出せねぇ。なるほどねぇ。
2017/02/27
感想・レビューをもっと見る