甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)
甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex) / 感想・レビュー
そる
安定のおもしろさ!長編だと事件性が強くて今回は殺人事件。犠牲者が増える前に解決を!と奔走するレギュラー陣、今回も鮮やかに解決!⋯しかし1点気になる。彼は元妻が不倫したと思って離婚し恨んだけど、それが間違いだったことに気づいた時、申し訳ないとか思わなかったのか?それでもやっぱり憎くて1番殺したい人だったのか?だって自分が間違ったんだろ?その心情もう少し追求して欲しかった。「「(略)今回の犯人はシリアルキラーだ。逮捕されるまで人を殺し続けるぞ。だから、被害者をこれ以上出さないためにも私に協力させろ。(略)」」
2021/11/10
さばかん
著者真骨頂のメディカルトリック。 面白かった。 やっぱり長編っていうのは読み応えがあって良いね。 また将来役に立ちそうな立たなそうな知識が増えてしまった……。
2017/12/26
utinopoti27
若い女性の絞殺死体が次々と発見される。現場に残された犯人のものと思われるDNAは、何と4年前に死んだ男のものだった・・。天才的な頭脳を持つ反面、とんでもないKYな性格の外科医・天久鷹央とその部下・小鳥遊の凸凹コンビが活躍する人気シリーズ第3弾はDNAネタ。とくれば双子絡みと相場は決まっている。本編もその流れと思いきや、終盤で見事に肩透かしを喰う。う~ん、そうきたか。やっぱり医学モノは侮れず、だ。作者お得意の専門知識で煙に巻かれた気がしないでもないが、面白いから許そう。とにかく無条件に楽しめる一冊。
2020/09/01
しんたろー
順番を飛び越えて読み逃していた長編…死んだ筈の連続殺人鬼が蘇って犯行を再開、謎を追う鷹央&小鳥遊…オカルトチックな事件が次々に起こる展開で人気シリーズらしい安定の内容と思えた。二人の会話も夫婦漫才のようにシックリと馴染んでいて所々笑えるし、医学的な蘊蓄も楽しく頭に入ってきた。トリビア的なDNAの知識がトリックの肝になるのは、やや反則な気もしたが、このシリーズならではとも言える。小悪魔・鴻ノ池の出番が少なかったのがファンとしては少し寂しいが、サクッと読める気軽に楽しむミステリとして今後も長く続いて欲しい。
2018/12/09
yu
Kindleにて読了。このシリーズは、推理カルテの方が面白いかも。長編より短編向きな気がする。
2019/12/24
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