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八万遠 (新潮文庫nex)

八万遠 (新潮文庫nex)

八万遠 (新潮文庫nex)

作家
田牧大和
出版社
新潮社
発売日
2017-12-25
ISBN
9784101801155
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八万遠 (新潮文庫nex) / 感想・レビュー

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ふかborn

これは、ホトトギス殺したり無理に鳴かせちゃったり、ひたすら待ってみたりの三人をモデルにしてるよね、っていうボヤキを筆頭にツッコミが山のごとし。せっかくのファンタジーなのに、何でこの設定にしたし!と憤って読む速度が遅くなる。はい、残念ドナドナ~、とか思っていたら最後の章がとんでもなくて、オイオイオイ待て待て待て、上王のカリスマって完全に流布だと思っていたのに真実だったんかい。同様に、上王は腑抜けで王弟の方が賢いってのもブラフだったのか。そして、何なのこの終わり方!続編が無いのならお尻を蹴っ飛ばしますわよ。

2018/02/26

ハッピーハートの樹

日本に似た八万遠(やまと)の国のお話。面白かったけれど、もっとね。大戦と言いつつあっさり終りすぎました。墨州だって甲之介、いちさん他の存在感が薄い。炎なんて誰もいない。1つの計で滅びるなんて、八万遠は人材少な過ぎだよね。三国志や銀英伝みたくキラ星な人材系のほうが好み。あ、でも目立つ人は少なくても十二国記みたいなものは好きだしな。結局物足りなかったんだろうな。墨と雪が全面戦争になれば興奮しますよね。そんな展開の続編が出たら読んじゃいます。もちろん朝や上道や炎の残党や、その他の国々も入り交じってこなくちゃね!

2018/02/23

トラジ

古代日本をモチーフにしたファンタジー。一話完結だと思っていたら連作物だった。これで終わりって事はないと思う。天領を中心に他七州で治められ永らく平和が続いた八万遠。登場人物達が皆、腹に一物を抱えているようなやり取りが続く中、終盤になり、それぞれの思惑が明かされていき・・・。壮大な物語になりそうな終わり方。

2018/01/10

ううち

表紙に惹かれて購入。偽史ファンタジーだったようです。とても好みでした。 雪州の源一郎と墨州の甲之介、2人の麗しい城主に優秀なサポート陣営たちも魅力的です。 寒暖のイメージが違うけど、北風と太陽みたいな、無理矢理こじ開ける甲之介の強引さがたまらない。この後はどうなったか、色々と想像させる終わり方なのがニクいぜ。

2019/10/27

HANA

日本風だけれど少し違った雰囲気の国を舞台とした時代物のようなファンタジー。なんか神話的な雰囲気も感じはしたけれど。どの州も色々とある感じだったので続きが気になるところ。

2018/01/29

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